François Bon-Taiyo Fujii

François Bon © Emmanuelle Marchadour / Taiyo Fujii © DR

 

logo_feuillesdautomne2016_outlined

 

デジタル化する社会と小説―  インターネットやデジタルテクノロジーが「書く」という行為にもたらす変化に関心を抱く作家フランソワ・ボンと藤井太洋の対談。

二人の作家が、「本の後」の世界について思考をめぐらせます。司会を務めるのは、出版とデジタルの関係に詳しい専門家、新名新です。

 

 

フランソワ・ボン

1953年、ヴァンデ生まれ。1982年にMinuit社から 『Sortie d’Usine/工場の出口』(未邦訳)でデビュー。他には、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、レッド・ツェッペリンの伝記といったロック3部作を発表。2000年からは演劇、ドキュメンタリー映画を体験し、学校、大学、ホームレスや、少年院収容者等の社会的に困難な状況に置かれた人々を対象に、書くことのワークショップにも取り組んでいます。1997年には、最初の、そして後に自身の主要な実験の場となるサイトwww.tierslivre.net.を開設し、現在は、パリ=セルジー国立高等芸術学校で、創造的エクリチュールを教えています。

 

藤井太洋

1971 年、鹿児島県奄美大島生まれ。2012 年にセルフパブリッシングした『Gene Mapper』が「ベストオブKindle本」で文芸一位に。翌2013年に増補改訂した『Gene Mapper -full build』で商業デビュー。2014年2月に刊行された『オービタル・クラウド』はベストSF 2014、第35回日本SF大賞、第47回星雲賞日本長編部門を受賞。日本SF作家クラブ第18代会長。ビッグデータの危機を問う警察小説『ビッグデータ・コネクト』など、SF以外にも活躍の場を広げつつあります。

 

 

Shin NIINA (c) DR

Shin NIINA © DR

 

新名新

1954年東京生まれ。上智大学文学部在学中の1976年より1980年までパリに留学。帰国後、幾つかの出版社を経て、2014年6月より、官民ファンド、出版各社、大手印刷会社の出資により、日本出版界のデジタルインフラを担うために設立された、株式会社出版デジタル機構の代表取締役社長。

 

 

 

※ 14時より会場横で入場整理券を配布します。

 

 

F/T 2014

 

11
13
  • 2016-11-13 - 2016-11-13
  • 15:00 - 17:00
  • 入場無料 / 予約不要
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • フランス語、日本語( 同時通訳付)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

<< 読書の秋 2016