「日仏デザイントークシリーズ」vol. 2 : デザインとイノベーション

配信日:11月15日(日)17時(約90分)
※再配信の予定はありませんのでご注意ください。
配信:アンスティチュ・フランセ日本の Youtube チャンネル
使用言語:日本語・フランス語(同時通訳付き)
無料・予約不要

 

「日仏デザイントークシリーズ」の第二回目では、デザインとニューテクノロジーとの関係を探ります。

デザイナーの活動とニューテクノロジーによるその活動の進化、ニューテクノロジーによってデザインがどう豊かになったか、デザインがニューテクノロジーの発展にどう寄り添ってきたかを考察します。1980年以降、ITとそのデザインツールは工業デザインに大きな変化をもたらし、デザイナーという仕事にかつてない影響を与えました。デザインやシミュレーション、試作品を作る前に視覚化を可能にするデジタル技術は、生産過程において必須のツールとなりました。それと同時にこれらのイノベーションから新しいオブジェやサービスが生まれ、デザイナーもそれを意識しなくてはならなくなりました。デジタルデザインは今や欠かせない新分野であり、インターフェースであれ、ツールであれ、製品であれ、あるオブジェをデザインする際は、ユーザーがその中心に据えられることになりました。

社会的、技術的、経済的課題が乱立する現代において、デザイナーはその能力を常に広げてゆかなければなりません。これらの新しいサヴォアフェールを通して、従来のアート、デザイン、科学の境界線を超えて、新しいデザインソリューションとテクノロジーを生み出そうとしているのです。

 

マリー=アンジュ・ブレイヤー、田川欣哉、ジャン=バティスト・ファストレーズ、司会・進行に港千尋を迎え、新しいクリエーションのパラダイムについて議論します。

 

登壇者:

マリー=アンジュ・ブレイヤー

1964年ベルギー生まれ。マリー=アンジュ・ブレイヤーはフランス国立近代美術館産業創造センター/ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターのデザインおよびインダストリアル・プロスペクティブ担当の学芸員。美術史・建築史博士(EHESS社会科学高等研究院、パリ)。1996年から2014年までFrac現代アート地域基金機構のディレクターとして、実験的な建築のコレクションを開発した。1999年、フレデリック・ミゲルーとともにArchiLabを設立。2002年、第8回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のフランス館の共同キュレーターを務める。ポンピドゥー・センターにて、展覧会『Imprimer le monde』、『Ross Lovegrove』、『La Fabrique du vivant』のキュレーションを担当。アート、デザイン、建築などの分野間の相互作用や、デジタル技術に関連して最も将来性のあるデザインを主な研究対象としている。

 

 

 

田川欣哉

Takram代表。プロダクト・サービスからブランドまで、テクノロジーとデザインの幅広い分野に精通する。主なプロジェクトに、トヨタ自動車「e-Palette Concept」のプレゼンテーション設計、日本政府の地域経済分析システム「RESAS」のプロトタイピング、メルカリのCXO補佐などがある。経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言の作成にコアメンバーとして関わった。グッドデザイン金賞、ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクションなど受賞多数。東京大学工学部卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。経済産業省「産業構造審議会 知的財産分科会」などの委員を務める。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート名誉フェロー。
https://ja.takram.com/

 

ジャン=バティスト・ファストレーズ

1984年生まれ。パリを拠点に活動。パリ国立高等工業クリエイション学校ENSCL / Les Ateliersを卒業後、ロナン&エルワン・ブルレックのもとで3年間働く。2011年、Design Parade 6 審査員グランプリ受賞。同年、自身のデザインスタジオを設立し、クヴァドラ、ギャラリー・ラファイエット、セーヴル陶磁都市、フランス国際ガラス造形センターCIRVAとのプロジェクトを担当。Galerie kreoの所属デザイナーとして、ローザンヌのMudac現代デザイン応用芸術美術館、ベルギーのグラン・オルニュ、ソウル市立美術館で作品が紹介されており、ヴィラ・ノアイユ、フランス国立造形芸術センターCNAP、ポンピドゥー・センターに作品が所蔵されている。
http://www.jeanbaptistefastrez.com/

 

港千尋(司会・進行)

1960年 神奈川県生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科教授。イメージの発生と記憶などをテーマに制作、著述、キュレーションと広範な活動をつづけている。ヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2016の芸術監督などを歴任。写真集に『掌の縄文』、著書に『芸術回帰論』など多数。『風景論ー変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社)で2019年度日本写真協会賞受賞。最新刊に『インフラグラムー映像文明の新世紀』(講談社選書メチエ 2019)がある。

 

 

 

 

 

主催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
助成:アンスティチュ・フランセ パリ本部
特別協力:マリー=アンジュ・ブレイエール、榎本アコ
協力:DESIGNART TOKYO実行委員会、アカデミーヒルズ、フランス国立近代美術館産業創造センター/ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター、ボルドー市立装飾&デザイン美術館、ENSADパリ国立高等装飾美術学校

 

 

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  • 2020-11-15 - 2020-11-15
  • 17:00 - 18:30
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)

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