フランスでベストセラーBD未来のアラブ人

翻訳者、鵜野孝紀のトークショー  

 

©花伝社

 

日時 2020116() 16001800

会場 アンスティチュ・フランセ東京 メディアテーク 

 (新型コロナウイルスの感染予防対策のため、ソーシャルディスタンスは厳密に守られます)

要予約、お申込みはこちら、Peatix|(参加費1,000円 / 定員 15名) / 日本語

お問合せ:03-5206-2560 / tokyo.mediatheque@institutfrancais.jp

 

アンスティチュ・フランセ東京メディアテークでは、この度第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品『未来のアラブ人』シリーズの邦訳者、鵜野孝紀を迎えて、作品の魅力や翻訳こぼれ話を語っていただきます。

このイベントでは、2020年11月に邦訳版・第3巻が刊行された『未来のアラブ人』や作者のリアド・サトゥフについてご紹介したり、どのようにしてバンド・デシネやマンガの翻訳について関わるようになったかを、また日仏間で長年マンガ周辺の業務に関わってきた自身の経歴についてもお話しいただきます。

イベントは日本語のみ(通訳なし)で行われ、当日は会場にて本の販売もございます。

 

鵜野孝紀

1967年東京生まれ。1995年より2013年までパリのマンガ書店・出版社で黎明期よりフランスにおける日本マンガの紹介・出版に携わる。 現在は一般企業で版権仲介の傍ら仏語翻訳者として日仏双方向で日本マンガ、バンド・デシネの出版に関わる。

主な訳書:ミロ・マナラ『ガリバリアーナ』(パイ・インターナショナル)

Jung ユング『はちみつ色のユン』(DU BOOKS

リアド・サトゥフ『未来のアラブ人』(花伝社)

ペネロープ・バジュー『ジョゼフィーヌ』

『エロイーズ』『キュロテ』(DU BOOKS)制作協力。

また、萩尾望都『トーマの心臓』、滝沢聖峰『東京物語』、能條純一『昭和天皇物語』など日本マンガの仏語版を共訳。

 

 

 

『未来のアラブ人3――中東の子ども時代(1985―1987)

(リアド・サトゥフ(Riad Sattouf) 作/鵜野孝紀 訳)

世界的ベストセラーシリーズ第3巻。大学教員のシリア人の父とフランス人の母の間に生まれた「リアド」は、父の故郷、シリアの貧村で小学校2年生となる。イスラム教に回帰する父に影響され、ラマダン(断食)、割礼を経験し、ワイロを目撃する。ベイルートや、シリアの首都ダマスカスを旅し、一時的に、母の故郷のフランス・ブルターニュで小学校に通う。フランスに帰国したい母親は妊娠してしまい、精神的に追い込まれ、夫婦の間に亀裂が入る。イスラム教をめぐって父は実家と絶縁する。

 

 

協力 : 花伝社

 

 

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  • 2021-01-16 - 2021-01-16
  • 16:00 - 18:00
  • アンスティチュ・フランセ東京 メディアテーク
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 新宿区