© YANNICK JACQUET

 

ヤニック・ジャケ
『組曲(Suite)』

会期:2月23日 (土)~3月3日 (日) 10:00~23:00
会場:東京シティビュー

(入場には東京シティビュー入場料がかかります)

絶え間なく揺らめくシンプルなグラフィックを用いた、映像と音による巨大なポリプティック(連画)。流体力学とジオメトリの統合によって、​​豊かで複雑な、抽象的映像が生み出されます。ミニマル・ミュージックやセリエル音楽で多用される、反復の原則からインスパイアされた音楽は、時間とともに進展し、ずれとともにやがて複雑な倍音を生成します。

音楽:トマ・ヴァキエ
製作:ニコラ・ボリッチュ

ヤニック・ジャケ
映像作家、造形作家。その作品は、パリ、モスクワ、東京、ブリュッセル、モントリオール、台湾の現代アートのイベント、美術館、ギャラリー等で紹介されてきました。ミラノのデザイン・ウィークではTech Awardを受賞、ブリュッセルのSlick Art Fairではコレクショナー賞を受賞しています。
ヤニック・ジャケは10年来、世界と私たちの関係の歪みを反転させる方法について、先駆的な造形作品プロジェクトを展開しています。
メッツのポンピドゥーセンターの建築、あるいはモーリス・ラヴェルの弦楽四重奏ほどに斬新な構築性によって生み出されるビジュアル作品。技巧が華々しいものであっても、あるいは親密なものであったしても、その企ては衝撃という概念に根を下ろしています。
時代の終焉に関するディスクールを思わせる作品づくり。しかし彼は、神秘を生もうとしているのではありません。彼が示しているのは、ベルギーの造形作家ベルランド・ド・ブルイケールの生命感あふれる変動への共鳴、あるいは日本の黒川良一の放射状のビジョン、そして自身と同じスイス出身のジャン・タンゲリーの軋んだ笑い、60年代に作られたその自己破壊的装置への共鳴なのです。

http://yannickjacquet.net/

 

 
02
23
  • 2019-02-23 - 2019-02-23
  • 10:00 - 23:00
  • Tokyo City View (Roppongi Hills 52e étage)
    Roppongi Hills Mori Tower 6-10-1 Roppongi Minato-ku, Tokyo 106-6108 Tokyo

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