(1943年/フランス/109分/モノクロ/35mm/日本語字幕付)
出演:マドレーヌ・ルノー、ピエール・ブラッスール、マドレーヌ・ロバンソン、ポール・ベルナール

 

ローヌ川上流の高原に立つホテル「守護天使」。その女主人で、かつてパリのオペラ座のバレリーナだったクリ・クリは、近くにある城の城主バトリスを愛している。ホテルを若い女性ミシェルが訪れる。彼女を追って恋人の画家のローランもやってくるが、ミシェルは、ダム工事に携わる青年技師ジュリアンと出会っていた…。

「グレミヨンはセットの象徴的な意味に敏感である。採掘場には大きなコンクリートの筒が点在していて、破壊されたトンネルが並んでいるようだ。その筒を通して、ミシェルが歩き去り、ジュリアンが彼女の後を追うのが見える。ひとつのトンネルに梯子がかけられ、空に向かって伸びている。それはジュリアンがミシェルを求める気持ちが、完璧さ、結束への不思議なほどの衝動を表していることを示唆しているだろう。」(クリス・フジワラ)

 

フィルム提供:アンスティチュ・フランセ パリ本部

 

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  • 2014-01-19 - 2014-01-19
  • 12:00
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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