(1929年/フランス/82分/モノクロ/35mm/サイレント/日本語字幕付)
出演:ジェニカ・アタナジウ、ガブリエル・フォンタン、ヴィタル・ジェイモン、ポール・フロメ

 

ブルターニュ地方の海沿いの小さな村に住む燈台守の父と息子は一ヶ月の間、女たちのもとを離れ、海の上での任務に就く。息子イヴァンには婚約者との別れがつらい。そのイヴァンが燈台の中で狂犬病を発症し、苦しみ始め、徐々に父親に対して攻撃的になっていく。海はどんどん荒れ始める。父は、息子の攻撃をかわしながら、遭難船を救うために灯をともさなければならない…。海と陸、男たちと女たち、光と闇、両者のコントラストが本作に宇宙的な広がりを与えている。
「グレミヨンは事後の映画作家である。不幸が起こった後、人間がどのようにそれを生きていくのかを描く。『燈台守』、『父帰らず』、そして『愛慾』でも殺人はほとんど見せられない。」(ステファン・ドゥロルム)

 

東京国立フィルムセンター所蔵作品

 

※上映前、ステファン・ドゥロルムによる作品紹介あり。

 

 

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  • 2014-01-24 - 2014-01-24
  • 19:00
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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