(1985年/95分/デジタル・リマスター版/カラー/英語字幕付→無字幕・作品解説配布予定)
出演:フランシス・ユステール(オルフェ)、ケイコ・イトウ(ユリディス)、ジャン・マレー(アデス)、ローラン・マレ(カライス)、 マリー=フランス・ピジエ(ペルセファーヌ)
ジャン・コクトー『オルフェ』を80年代に舞台にしたら? オルフェウスの神話を大胆に翻案したロック・ミュージカル。大人気のミュージシャン、オルフェはユリディスを愛し、ふたりは幸せな日々を過ごしていた。しかし、コンサートのリハーサル中、オルフェは事故で倒れてしまう。冥界の支配者アデスは、彼の死が誤りであることを認め、オルフェは地上に戻るが、今度は最愛のユリディスがドラッグで命を落としてしまい、オルフェは彼女を迎えに再び冥界へと赴くが…。製作面で困難に見舞われ、多くの技術スタッフも初めて組む者ばかりで、幸福なミュージカル作家ドゥミのイメージからは遠いものがあるかもしれないが、配役の多国籍性、混乱を極める筋書き、ドラッグ、フェミニズム、同性愛といった同時代的な主題など、その困惑そのものに時代の空気が痛々しいほどに刻印されている。
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- 2014-09-13 - 2014-09-13
- 13:00
- 開場:20分前
- 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
- アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
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アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〒 162-8415
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