(フランス=ベルギー/2011年/127分/デジタル/カラー/英語字幕)
出演: スタニスラス・メラール、オーローラ・マリオン、マルク・バルベ、ザック・アンドリアナソロ
東南アジアのどこか、嵐で氾濫する川の畔で、ヨーロッパ人の男が自分の娘への愛に取りつかれている。ジョウゼフ・コンラッドの同名小説を脚色した情熱と、破滅、狂気の物語。
「シャンタル・アケルマンの才能は、形式的発想が語れる物語の悲劇的側面に反したり、それを壊したりするようなことを一切許さないところになる。『オルメイヤーの阿房宮』は自分の娘への愛のために死を望む男の物語とも読めるし、あるいは自分の為に父親が死んでほしいと望む女性の絶望的な幻想とも読める。(…)それはまたある追求の物語でもある。父親的存在を拒否、あるいはそれを超えて、決然と逃走することによってしか手に入らない自由の追求の物語。」ジャン=フランソワ・ロジェ、「ル・モンド」
02
26
- 2016-02-26 - 2016-02-26
- 19:00
- 開場:20分前
- 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
- アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
-
アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〒 162-8415
新宿区市谷船河原町15 東京都
<< 第19回 カイエ・デュ・シネマ週間「シャンタル・アケルマン追悼特集」