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(フランス、ベルギー/2015年/115分/デジタル/英語字幕・日本語字幕付)
監督:シャンタル・アケルマン

 

ポーランド系ユダヤ人である母ナタリーの日常が映しだされ、アウシュヴィッツの生活者であった母の記憶が語られていくアケルマンの最新作にして遺作となった《No Home Movie》。さまざまなアプローチで女性を映しだしてきたアケルマンの原点となる母のポートレートであると同時に、自身の映画史の出発点を探るドキュメンタリー。
「この映画はまずなにより、私の母について、もうこの世にいない母についての映画です。1938年にポーランドから、つまりユダヤ人虐殺から逃れ、ベルギーにやって来たあの女性についての作品です。私たちがその女性を目にするのは彼女自身のアパルトマンの中だけです。ブリュッセルのアパルトマンです。そしてこの映画は変化する世界と、それを見ることがない私の母についての映画でもあります。」シャンタル・アケルマン

 

 

 

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  • 2017-04-23 - 2017-04-23
  • 14:50
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    市谷船河原町15 新宿区 東京都

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