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(日本/2014年/89分/カラー/デジタル/英語字幕)
監督・脚本・編集:鈴木洋平
出演:飯田 芳、木原勝利、池田 将、金子紗里、軽部日登美、村上ROCK

 

大阪のある一軒家で父子心中未遂事件が発生。心中を図った父親は銃で自殺。容疑者死亡により裁判なしの有罪となる。生き残った家族は何も語らず、現場にいた次男は事件のことを思い出そうとすると突発的に時間が止まったかのように静止してしまうのだった……。現場で何を目撃したのか? 本当に心中未遂事件だったのか? 記者・出口が調べるに従って、事件の真相は不条理な世界に突入していく。New Directors / New Films 2015、ロッテルダム国際映画祭に正式出品作品。

 

レオ・ソエサント
2007年よりフランス「レ・ザンロック」誌の批評家として活躍。テレビを扱う雑誌「SOAP」編集長。カンヌ映画祭批評家週間短編部門のセレクション責任者をつとめ、2012年から新たに創設されたボルドー国際インディペンデント映画祭のプログラムディレクターとなり、現在はロッテルダム国際映画のセレクション委員も兼任。「プログラマーとしての仕事は映画批評の延長線上にあり、作品を見せるこということは極めて批評的な行為」とインタビューで語っている。

 

また、11月27日(火)20:00よりアテネ・フランセ文化センターにて、レオ・ソエサントによる講演会「R.W.ファスビンダー映画の女性像について」が行われます(司会:渋谷哲也 ドイツ映画研究者/東京国際大学教授)。

 

鈴木洋平
1984年9月7日生まれ。茨城県日立市出身、水戸市在住。多摩美術大学映像演劇学科卒業。映画制作に止まらず、北関東最大規模を誇るクラブVOICEの空き時間を利用した映画上映プロジェクト『CINEMA VOICE』を企画運営を行っている。デビュー 作『丸』はPFFアワード2014入選後、映画評論家のトニー・レインズの目にとまり、バンクーバー国際映画祭の最優秀新人監督部門にノミネートされた。その後、主に外国の映画祭プログラマーや批評家の間で話題となり、リンカーンセンターとニューヨーク近代美術館(MoMA)共催の映画祭「ニュー・ディレクターズ/ ニュー・フィルムズ2015」に選出されたのち、ウィーン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭など世界各地の映画祭で紹介された。2017年にシアターイメージフォーラムにて劇場公開。最新作は水戸を舞台にした中編『YEAH』と短編『After the Exhibition』の2本がロッテルダム国際映画祭でワールドプレミアされた。また、長編第2作となる『ABOKKE(あぼっけ)』は釜山国際映画祭が主催するアジア最大の企画マーケットであるアジアン・プロジェクト・マーケット(APM)にアジア全土600以上の企画内から選出され、現在制作中。

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  • 2018-11-28 - 2018-11-28
  • 19:00
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • チケット販売時間:上映当日各回の30分前から上映開始10分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせていただきます。また、上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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