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(フランス/1968年/67分/モノクロ/35mm/サイレント・作品解説配布)

監督:フィリップ・ガレル

出演:ベルナデット・ラフォン、ローラン・テルジェフ、スタニスラス・ロビオル

シネマテーク・フランセーズ所蔵作品

 

「黒い森」の中、未知なる危険から一組の男女と彼らの子供が逃れようとする。

68年5月の喧騒から逃れ、イエール・ヤングシネマ映画祭で出会ったベルナデット・ラフォンを主演に迎え、ドイツ、ミュンヘンの森を舞台に撮影された。言葉への拒絶、闇と光が際立つ映像と移動撮影と長回しを特徴としつつ、前世代への強い批判も包含している。

 

「『現像液』は故意に幻想的な映画として作られ、精神分析において原光景と呼ばれるものを巡って撮られた。映画はどのように生まれるのか、子供はどのように作られるのか、そして両親が愛し合っているところを子供が始めて見る瞬間について撮られた。『現像液』はモノクロ、「サイレント」の1時間作品で、あきれるほど少ない資金で撮られていて、両親と喧嘩している少年を描いている。両親と少年の3人は、夢で表象される場所(階段、道路、森……)を移動していく。照明は、懐中電灯だけだったので、白と黒のコントラストが非常に強く、スクリーンにそのコントラストが荒々しいまでに際立つことになったが、そのことによって非現実的な印象を生むことができた」。

フィリップ・ガレル(「心臓の代わりにカメラを」より)

*上映後、フィリップ・アズーリ(映画批評家)によるレクチャーあり

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  • 2018-11-30 - 2018-11-30
  • 19:00
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • チケット販売時間:上映当日各回の30分前から上映開始10分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせていただきます。また、上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。
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