※こちらの企画は8ー9月に予定されていた特集の再開になります。ご注意ください。

フランス映画の偉大な俳優のひとりミシェル・ピコリが5月12日に享年94歳で亡くなりました。ジャン=ピエール・メルヴィルからレオス・カラックスまで、あるいはアルフレッド・ヒッチコック、ルイ・マル、ジャック・ドゥミ、コスタ=ガヴラス、ラウル・ルイス、ジャック・リヴェット、アニエス・ヴァルダ、マルコ・ベロッキオ、クロード・シャブロル、ユセーフ・シャヒーン…。現在映画を代表する巨匠たちの作品に数多く出演してきたピコリのフィルモグラフィーで注目すべきなのは、その中の幾人かの監督たちの創作活動を長年に亘り支えてきたことです。たとえばルイス・ブニュエル、マルコ・フェレーリとはそれぞれ7本、クロード・ソーテとは5本、マノエル・ド・オリヴェイラとは4本の作品でタッグを組んでいます。ミシェル・ピコリはそうして敬愛、友情を抱いた映画作家には忠誠を誓い、彼らへの協力を惜しむことがありませんでした。映画界においてがはじめて名声を獲得することになったジャン=リュック・ゴダールの『軽蔑』で、ピコリはゴダールの分身的存在を演じています。「偉大な俳優とはまず映画作家たちの聞き役であり、腹心であり、スピーカーでなければならない」(ミシェル・ピコリ)。

60年代以降の現代映画を牽引してきた俳優、アーティストピコリを追悼してその代表作の一部を特集します。

 

【全席販売再開のお知らせ】

アンスティチュ・フランセ東京では、10月15日(木)よりエスパス・イマージュでの上映に関して、全国興行生活衛生同業組合連合会の最新のガイドラインにより、すべての座席の販売を再開いたします(ただし、劇場にてゲストが登壇する舞台挨拶やトークイベントは従来どおり座席間隔を1席空けて販売させていただきます)。

アンスティチュ・フランセ東京では引き続き新型コロナウィルス感染予防対策を実施してまいります。

ご来場のお客様にはご不便をおかけいたしますが、新型コロナウィルス感染予防への取り組みにご理解ご協力をお願い申し上げます。
詳細はこちらをご覧ください。

新型コロナウィルスへの対策について

  • 接触感染・飛沫防止のため、Peatixでのオンライン購入およびQRコードでのチェックインを継続いたします(ただし、招待券は窓口のみでのお取り扱いとなります)。
  • 整列時や入退館時のソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。
  • エスパス・イマージュ内でのお客様同士の会話は、最小限にとどめていただきますようお願い致します。
  • スタッフは運営に必要な最小限度の人数となります。お客様にはご不便をおかけいたしますが何卒ご理解ご協力のほどお願い致します。

 

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  • 2020-10-22 - 2020-11-01
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円 チケットはPeatixにて10月9日(金)15時より発売。窓口販売はございませんのでご注意ください。
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • 上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、お断りいたします。


偉大なる俳優、ミシェル・ピコリ追悼特集(再開)

2020-10-22 『五月のミル』
2020-10-23 『いぬ』
2020-10-23 『軽蔑』
2020-10-25 『犯罪の系譜』
2020-10-25 『パッション』
2020-10-25 『マックスとリリー』
2020-11-01 『昼顔』
2020-11-01 『マックスとリリー』
2020-11-01 『犯罪の系譜』