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作家、映画作家、そして母であり、ジャーナリスト、活動家でもあったマルグリット・デュラスについて、彼女の作品の編集を手がけ、長年の友人であったドミニク・オーヴレイが監督のドキュメンタリー『マルグリット・デュラス、あるがままの彼女』と、デュラスが監督・出演、オーヴレイ編集の『トラック』(出演:ジェラール・ドパルデュー)を上映します。二本の上映の間には、オリヴィエ・アムール=マヤール、ロベール・アルヴェ、小川美登里、関 未玲といった、マルグリット・デュラスの専門家による討論会を開催します。

 

11月18日(日)スケジュール
15:00 上映『マルグリット・デュラス、あるがままの彼女』(61分) | 入場無料・要予約

16:15  ラウンドテーブル 日本語、フランス語(同時通訳付) | 入場無料・要予約

予約 (上映/ラウンドテーブル): Peatix

お問合せ: 03-5206-2560

 

18:30  上映「トラック』(80分)|入場料金:一般:1200円 学生:800円 会員:500円
※チケット発売時間:18:00、開場時間:18:15・入替制

 

上映作品:

『マルグリット・デュラス、あるがままの彼女』
(フランス/2002年/61分/カラー&モノクロ/DVD/日本語字幕)
監督:ドミニック・オーヴレイ
歌・朗読:ジャンヌ・バリバール

「よく笑い、真面目で、誠実で、挑発的で、注意深く、きっぱりしていて、しかしなによりも若々しく、自由な彼女に近づくために」(オーヴレイ)、マルグリット・デュラスと一緒に仕事をした編集者ドミニック・オーヴレイ(ペドロ・コスタ監督『ヴァンダの部屋』やヴィム・ヴェンダース監督『都市とモードのビデオノート』などの編集)が、初めて監督として作ったドキュメンタリー。本作はロカルノ国際映画祭をはじめ、山形国際ドキュメンタリー映画祭2005など、多くの映画祭で上映された。

 

『トラック』
(フランス/1977年/80分/カラー/16mm/日本語字幕)
監督・脚本:マルグリット・デュラス
撮影:ブリュノ・ニュイッテン 編集:ドミニク・オーヴレイ、カロリーヌ・カミュ
出演:マルグリット・デュラス、ジェラール・ドパルデュー

もの寂しい郊外を走るトラックやその車窓からの風景と、室内でシナリオを読むデュラスと、時に間の手を入れる聞き手ドパルデューとが交互に映し出される。シナリオはトラックの運転手が正体の曖昧な中年女性を乗せる設定で語られるが、トラックに人の姿は映らない。デュラス=女は、階級闘争、ユダヤ人、世界の終りを語る。

 

 

feuillesAutomne

 

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18
  • 2018-11-18 - 2018-11-18
  • 15:00 - 20:00
  • 0352062560
  • Institut français Tokyo - Espace images
    〒 162-8415
    15 Ichigaya-funagawara-machi, Shinjuku-ku Tokyo Tokyo

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