フェット・ド・ラ・ミュージック-音楽の祭日とは?

フェット・ド・ラ・ミュージックは、「音楽は全ての人のもの」という精神のもとづき、1982年にフランスで生まれた音楽イベントです。毎年、夏の到来の夏至(6月21日)に開催され、街の至るところであらゆるジャンルの音楽を無料で楽しむことができます。第40回目となる今回は、世界中が新型コロナウイルス感染症の影響下にある中、音楽とその多様性のもと、フェット・ド・ラ・ミュージック・ア・ランテルナショナルとして再び開催されることになりました。

 

世界各地で開催されるフェット・ド・ラ・ミュージック2021

アンスティチュ・フランセ(パリ本部)は昨年に引き続き、プラットフォームMéloと提携し、フランスの文化ネットワークの取り組みを紹介します。100件以上のイベントやコンサート、そして数100人のアーティストが参加します。サンパウロから東京、プラハ、ベイルートを経由して、音楽の旅に出かけましょう !

イベントの全プログラムはこちらから

インタラクティブ・マップ

Retrouvez l’ensemble du programme sur Melo-app.com

日本で開催されるフェット・ド・ラ・ミュージック :

フレンチジャズ特集@Japan FM
ジャパンFMネットワーク で月曜から木曜の夜放送の番組A.O.R。6/22(火)の20時からの放送Jazz and Vocal Nightは、フランスの「フェット・ド・ラ・ミュージックー音楽の祭日」にちなみ、音楽プロデューサーの八島敦子さんがお送りするフレンチジャズ特集。アンスティチュ・フランセとのコラボで注目の仏のジャズミュージシャンをご紹介します。番組のリスナーの方々には抽選でプレゼントも! この番組は、全国29都市にあるネットワークのFMラジオ局とインターネット上で放送されます。

放送日:6月22日(火)20時から

 

アンスティチュ・フランセ関西
対面イベントとしては2年ぶりの実施となる今回は、アンスティチュのガーデンで様々なジャンルのミュージシャンによる無料ライブを行います。同時開催のル・マルシェもお楽しみに。

日時:6月26日(土)10時-17時

 

音楽の祭日Fête de la Musique au Japon日本事務局
昨年に続き、音楽の祭日Fête de la Musique au Japon日本事務局がオンラインで楽しめる無観客ライブ配信を行います。プロアマを問わず約10組のアーティストが参加を予定しています。

日時:6月20日(日)13:00〜19:00 (予定)

また、同事務局は、関西地区で、コンサートホールや学校、教会、ホテル、ミュージアムなどでコンサートを開催。

日時:6月12日(土)-27日(日)

なお、同事務局は、日本をはじめ、フランスやその他の国の音楽家によるオンライン・クラシック・コンサートも開催しています。こちらもご覧ください。

 


 

アンスティチュ・フランセ日本では、このフェット・ド・ラ・ミュージックにちなみ、日本にゆかりのあるアーティストのコンテンツをご紹介します。

 

– Pomme ポム (24 min) / Sourdoreille

Pomme(ポム)による小さなコンサート
Morning Coworking Bagnoletで収録された実力派アーティストPomme(ポム)によるアットホームなコンサート。ポムはオリジナルの楽曲5曲を披露します。(レーベル:Sourdoreille)

 

– Chassol シャソル (30 min) / Camera Lucida

Chassol(シャソル)によるオルセー美術館でのライブセッション
クリストフ・シャソルは、その指先で、ピエール=ジュール・カヴァリエの美しい彫刻「眠れるペネロペ(仮題)」の前にオルセー美術館の眠れる回廊を目覚めさせます。アルバム「ビッグ・サン(Big Sun)」からの曲と、未発表曲で構成された魅力的なオリジナル楽曲「Ultrabirdz」をライブ・セッションでお届けします。(レーベル:Camera Lucida)

 

– L’Impératrice ランペラトリス フィルハーモニー・ド・パリでのセッション (9min) / Sourdoreille

フランスのディスコ・シーンに新風を吹き込んだシンセポップ・センセーション、L’Impératrice(ランペラトリス)が、フィルハーモニー・パリの屋上でSourdoreilleのプロデュースによるミニコンサートを行いました。

フランスの6人組L’Impératrice ランペラトリス。セカンド・アルバム『Tako Tsubo』が今月日本でもリリース。

 

– Le Piano Oriental オリエンタルピアノ(60 min) / Le Coolectif

50年代のベイルート。ピアニスト兼作曲家のアブダラ・カマンジャは、自身が発明したオリエンタルピアノを発表するためウィーンへ招待状を受け取ったところ。ステファン・ツァピスがピアノを、ゼイナ・アビラードが絵と朗読を担当し、この世界に一つしかないユニークなピアノの物語を語ります。音楽と映像の間の詩的な錬金術によって編み上げられ、ショー全体に書かれています。(レーベル:Le Coolectif)

 

その他のお勧めコンテンツ

– Actéon (52 min) アクテオン / マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ / Camera Lucida

1684年頃、作曲家のマルク=アントワーヌ・シャルパンティエは、有名な古代ギリシャ神話『アクタイオン』を題材に、バロック様式の牧歌劇を作曲しています。ここでは、パリのシャトレ座で、バンジャマン・ラザールの演出のもと、ジョフロワ・ジュルダン率いる「レ・クリ・ド・パリ」による上演の録画をお届けします。制作:Camera Lucida

– Le Carnaval des Animaux 動物たちの謝肉祭 

父親は息子が眠りにつく前に毎晩同じ本の読み聞かせをしています。楽譜やオーケストラの写真、サン=サーンスの『動物の謝肉祭』に出てくる動物の絵などが載っている、少々真面目な本です。親子がふれあいの時間が過ごしていると、この生真面目な本は見る見るうちに動き出し、音楽を奏で始めます。家族全員で楽しめる実写とアニメが織り交ぜられた物語。指揮はチョン・ミョンフン。制作:Camera Lucida

 

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