- ジュリ-・ダシェ(原作)とマドモワゼル・カロリーヌ(作画)による講演会 + サイン会  -

アスペルガー女子の日常を描く、フランスでベストセラーになったアスペルガー当事者による原作をマンガ化したフランスのバンド・デシネの邦訳『見えない違い-私はアスペルガー』が日本で2018年、花伝社から日本語翻訳版が出版され、文化庁メディア芸術祭の第22回マンガ部門新人賞を受賞しました。

この作品の二人の著者ジュリ-・ダシェ(原作)とマドモワゼル・カロリーヌ(作画)がアンスティチュ・フランセ東京のメディアテークにて講演会を行います。満席(終了後にサイン会を行います。)

「あらすじ」

『見えない違い-私はアスペルガー』

フランスでベストセラーを記録した、アスペルガー症候群と診断された女性の自伝を原作にしたバンド・デシネ作品。主人公のマルグリットは27歳の女性。仕事に就き、恋人もいるが、コミュニケーションがうまくいかず、人混みが苦手で、異常なほどに好き嫌いが激しい。そんな生きづらさを抱えたマルグリットが、恋人とのある事件をきっかけにアスペルガー症候群と診断され、自分らしさを獲得していくまでの3年間を描く。最初は灰色だけだったページが、次第に美しく色づいていき、自身に疑問を抱いていたマルグリットが、前向きに生きていくようになるまでの変化が表現されている。巻末には、フランスのアスペルガー症候群を取り巻く現状と課題、実践的なアドバイスなども収録。

 

作者

Dachez_Julie© Chloe_VollmerLo

原作:ジュリー・ダシェ(Julie Dachez)
ナント在住の社会心理学博士。27歳のときにアスペルガー症候群と診断された。自身が運営するブログとYouTubeチャンネルは、累計で150万ビュー以上を誇る。現在、さまざまなメディアに出演し、講演活動を行なっている。他の著書に、『あなたの殻の中で──自閉症者の言葉に耳を傾けよう!(Dans ta bulle: Les autistes ont la parole: écoutons-les !)』がある。

 

 

 

 

Mademoiselle Caroline© Gwenaëlle Grandjean

作画:マドモワゼル・カロリーヌ(Mademoiselle Caroline)
パリ生まれ、現在オート=サヴォワ県在住のイラストレーター、バンド・デシネ作家。
他の作品に、自伝的作品『パリを離れる(Quitter Paris)』、『私は月曜日に反ダイエットを始める(Je commence lundi, le régime anti-régime)』、三度にわたる鬱の体験を描いた『自由落下──深淵日記(Chute libre, carnets du gouffre)』、『妊娠って大変!(Enceinte ! C’est pas une mince affair)』や『BDで読むバカでもわかる結婚(Le Mariage pour les Nuls en BD)』、『ツーリスト(Touriste)』(作画、ジュリアン・ブラン=グラ原作)などがある。

 

 

 

講演会  & サイン会

日時:6月2日 (日) 16時-17時30分

場所:アンスティチュ・フランセ東京 メディアテーク

料金:入場無料/要予約 (定員 30名)満席

予約/お問合せ: 03-5206-2560 又は、tokyo.mediatheque@institutfrancais.jp

言語:フランス語、日本語(逐次通訳付)

 

共催 :   文化庁メディア芸術祭事務局(CG-ARTS)

花伝社

06
02
  • 2019-06-02 - 2019-06-02
  • 16:00 - 17:30
  • 6月2日 (日) 16時-17時30分
  • 入場無料/要予約
  • 03-5206-2560
  • 逐次通訳付
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都