《青い狐》The Pale Fox 2014 パレ・ド・トーキョーでの展示風景(2017) installation view at Palais de Tokyo (2017) photo: Zachary Tyler Newton / courtesy the artist and kamel mennour (Paris/London) Metro Pictures (New York) Galerie König (Berlin) © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019

 

日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol. 30 :
現代美術家 カミーユ・アンロを迎えて
司会・進行:野村しのぶ(東京オペラシティアートギャラリー)

 

日時:10月23日(水) 19時~21時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
料金:1,000円(一般)、学生・会員無料
(日仏同時通訳付)

*当日券は会場にて18時半より販売、整理券を配布します。
前売り券はPeatixにて発売 : https://lelabo30.peatix.com/

 

日本初の大規模個展『カミーユ・アンロ|蛇を踏む』が東京オペラシティアートギャラリーにて開催される、フランスを代表する現代美術家、カミーユ・アンロを迎えます。
アンロは、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使して「知」と「創造」の新しい地平を探求する作家です。
進行は本展担当キュレーターの野村しのぶが担当します。

協力:東京オペラシティアートギャラリー

 

カミーユ・アンロ Camille Henrot
1978年パリ生まれ、ニューヨーク在住。
映像、彫刻、ドローイングなど、さまざまなメディアを用いる。日常生活や、文学、神話、人類学、さらには進化生物学や宗教史のなかからインスピレーションを得たアンロの作品は、オブジェの類型学や、確立した思考方法を、鋭いまなざしで再考する。
映像作品「偉大なる疲労」で2013年第55回ヴェネチア・ビエンナーレの銀獅子賞を受賞。2017年にはパレ・ド・トーキョー(パリ)にて、全館を使った「カルトブランシュ」の個展開催の権利を与えられた史上三人目の作家となるなど、現代美術家として注目を集める。
ューミュージアム(ニューヨーク)、シンケル・パヴィヨン(ベルリン)、ニューオリンズ美術館、ジュ・ド・ポーム国立美術館(パリ)、フォンダツィオーネ・メモ(ローマ)での個展をはじめ、グループ展にも数多く参加。2014年ナム・ジュン・パイク・アワード、2015エドヴァルド・ムンク・アートアワード受賞。

野村しのぶ
東京オペラシティアートギャラリー シニア・キュレーター。
自由学園、東京造形大学卒業後、2004年より東京オペラシティアートギャラリーに勤務。主な展覧会に「アートと話す/アートを話す」(2006)、「伊東豊雄 建築|新しいリアル」(2006)、「都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み」(2009)、「エレメント 構造デザイナー セシル・バルモンドの世界」(2010)、「さわ ひらき Under the Box, Beyond the Bounds」(2014)、「ザハ・ハディド」(2014)、「サイモン・フジワラ ホワイトデー」(2016)、「単色のリズム 韓国の抽象」(2017)。若手作家紹介シリーズproject Nも担当。

 

「ル・ラボ」とは?
アンスティチュ・フランセ東京は2015年春より、対談シリーズ「ル・ラボ」をスタートします。
日本とフランスのアーティストや思想家、批評家等を迎え、日本とフランスにおける現代の課題について考察し、創造的交流の創出を目指す試みです。ビジュアルアート、舞台芸術、映画や批評等、学際的な幅広いジャンルにおける現代のクリエーションについて議論し、新たな複数の視点を提案します。
また「ル・ラボ」に登壇するフランス人アーティストや思想家たちの、日本との出会いの足跡をアーカイブとして残していきます。

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  • 2019-10-23 - 2019-10-23
  • 19:00 - 21:00
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都