中央大学文学部教授ミカエル・フェリエは、作家としてKizu(Arléa、2004)を初め、多くのエッセイ・小説等の作品を著してします。2005年、Tokyo, petits portraits de l’aube (Gallimard、2005) がアジア文学賞を、2011年に、Sympathie pour le Fantôme (Gallimard、2010) がla Porte Dorée文学賞を受賞しました。
この講演の前に、ミカエル・フェリエ自身がナレーションの原稿を作成した、『フクシマ後の世界』( 制作 : アルテ / カミプロダクション、 監督 : 渡辺謙一)を上映します。数多の胸を突くような証言と、真実を洗い出す分析(ウルリック・ベック、菅直人、坂本龍一…、被災地の多くの人々によって)が震災当時の状況を、そして放射能によって汚染された地域における今日の生活を語り、描き出します。
上映後に、ミカエル・フェリエによる著書『フクシマ・ノ-ト』(Gallimard、2010)が紹介されます。ルノドー、Décembre、フェミナ賞の候補にもなった『フクシマ・ノ-ト』は、2012年度Edouard Glissant賞を受賞しました。邦訳(義江真紀子訳)が、新評論から今秋刊行されました。
© Michaël Ferrier
10
25
- 2013-10-25 - 2013-10-25
- 19:00 - 21:00
- フランス語・日本語 (同時通訳付)
- 無料
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