ocharaka

日本茶の可能性を広げるには、日本茶を愉しむ層を新たに開拓することが不可欠だと、ステファン・ダントンは考えます。これまでの高尚な文化としての「茶道」やお抹茶、玉露といった高級茶は、若者や外国人には敷居が高く、楽しみ方も難しいととらえられています。「おちゃらか」では日本茶世界への入り口として、果物、花、よもぎや昆布といった日本独特の植物の香りを緑茶やほうじ茶につけたオリジナルフレーバーティーを開発、提供しています。「目・鼻・口」で味わう新たなジャンルのオリジナルフレーバーティーは、温かいお茶としてはもちろん、水出し茶として冷たいソフトドリンクとして提供するのにも最適です。グラスにそそがれた水出し茶は、透き通るようなゴールドの色合いと、芳しいフレーバー、そして日本茶そのものの深い味わいを「目・鼻・口」でワインのように愉しめる新しいソフトドリンクとして、国内はもとより世界中で受け入れられると確信しています。

 

Stéphane Danton

ステファン・ダントン

1964年6月25日、フランス・リヨン生まれ。
リセ・テクニック・ホテリア・グルノーブルにてホテル経営を専攻。
1985年の卒業時にソムリエの資格を取得。
1992年に来日後、紅茶専門店やブライダルコンサルタント業界で勤務をしながら、日本茶の可能性を切り開くための勉強を始める。
2002年、川根本町との出会いをきっかけに、日本茶専門店の開店を決意。
2005年、東京・吉祥寺に「おちゃらか」開店。川根茶を中心とした日本茶および日本茶ベースのオリジナルフレーバーティーの開発・販売をおこなう。
2008年、スペイン・サラゴサ国際博覧会・日本館の公式飲料として「サラゴ茶」を提供したことをあしがかりに、在日フランス商工会議所主催のイベントへの協賛、静岡県を中心に地方自治体との共同事業などを通じて、日本茶の新たな可能性を開拓し続けている。

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  • 2015-10-04 - 2015-10-04
  • 13:45 - 14:45
  • 当日1時間前より各教室前にて予約開始
  • 500円
  • アンスティチュ・フ ランセ東京
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京

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