© DR

 

★17:00の回上映後、ハラサオリ (ダンサー/美術家) によるアフタートークを予定しています。

15:30
デルフィーヌとキャロル

Delphine et Carole, insoumuses de Callisto McNulty

(フランス・スイス/2019年/68分/カラー&モノクロ/デジタル/フランス語/日本語字幕)

監督:カリスト・マクナルティー

出演:デルフィーヌ・セイリグ、キャロル・ルッソプロス、マルグリット・デュラス、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、シャンタル・アケルマン、ジェーン・フォンダ

『去年マリエンバートで』、『ロバと王女』、『夜霧の恋人たち』などで知られる神話的女優デルフィーヌ・セイリグと、フランスでジャン=リュック・ゴダールの次にビデオカメラを手に入れ、フランスにおけるビデオアートのパイオニア的存在となったキャロル・ルッソプロスの出会いを描く。2人は同郷の同志として、1970年代のフェミニズム運動の只中にビデオカメラを手に飛び込んでいく。その活動は世界の支配的な常識を揺るがす、非妥協的、不遜で過激なユーモアに溢れるものだった。監督は、キャロルの孫であるカリスト・マクナルティー。デルフィーヌとキャロルが撮影した当時の映像や、マルグリット・デュラスやシャンタル・アケルマンといった時代を彩った女性作家の貴重なインタビューも記録されている。

 

© Shellac Distribution

17:00
イサドラの子どもたち Les Enfants d’Isadora de Damien Manivel

★2019年ロカルノ国際映画祭最優秀監督賞

(フランス・韓国/2019年/84分/カラー/デジタル/フランス語/日本語字幕)
監督:ダミアン・マニヴェル
出演:アガト・ボニツェール、マノン・カルパンティエ、マリカ・リッツィ、エルザ・ウォリアストン

 

伝説の舞踏家として名高いイサドラ・ダンカン(1878–1927)は、1913年4月に2人の子どもを亡くした後、「Mother」と題された別れのソロを創作する。子どもが旅立つ最後の瞬間に、優しさが極限にまで高められ、母親はわが子を抱きしめる。1世紀を経て、4人の女性が胸の張り裂けるようなダンスと向き合う。ダミアン・マニヴェルが初めてダンスそのものに取り組んだ本作は、ロカルノ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した。

 

 

★チケット販売
前売券の販売はございません。当日券は、会場(東京藝術大学馬車道校舎)にて1本目の開演30分前より販売、現金支払いのみ。
※開場は、1本目開演30分前、2本目開演20分前より。1本目から同日上映作品のチケットを同時にご購入いただけます。
※番号順でのご入場・全席自由席・各回入替制。
※プログラムはやむを得ない事情により変更されることがございますが、予めご了承下さい。

 

 

<ゲストプロフィール>

ハラサオリ Saori Hala (ダンサー/美術家)

ダンサー/美術家。2012年よりベルリンを拠点として作家活動を開始。自身の身体を用いたパフォーマンス作品を軸として、サイトスペシフィックな空間/時間における即物的身体の在り方を探求している。それに伴いテキストやドローイングなども制作する。近年ではダンサーであった実父との生別/死別を扱ったセルフドキュメンタリー作品「Da Dad Dada(ダダッドダダ)」を日本とドイツの二カ国で発表。また、その静物的佇まいと動物的躍動感を兼ね備えた身体を活かし、ライブ、MV、TV番組などへも多数出演しながら活動の幅を広げている。東京芸術大学デザイン科修士、ベルリン芸術大学舞踊科ソロパフォーマンス専攻修了。2015年度吉野石膏美術振興財団在外研修員、2017年度ポーラ美術振興財団派遣海外研修員。www.halasaori.com

 

 

★『デルフィーヌとキャロル』出演のデルフィーヌ・セイリグ主演、アラン・レネ監督の伝説の名作
『去年マリエンバートで 4Kデジタル・リマスター版』
10月25日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

 

 

11
09
  • 2019-11-09 - 2019-11-09
  • 一般:1200円、アンスティチュ・フランセ会員・学生:600円、東京藝術大学の学生無料 (一般の方は、同日2作品セット1,800円)
  • 045-201-1514
  • 東京藝術大学 (横浜・馬車道校舎)大視聴覚室
    〒 〒231-0005
    4-44 中区本町 横浜市

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