ダンスクロスは、日本とフランスのダンス交流プロジェクトです。これは、フランス政府のレジデンス助成制度を紹介する企画で、ダンスコンペティション「横浜ダンスコレクションEX」の「若き振付家のための在日フランス大使館賞」受賞者のフランスでのレジデンスの成果発表と、京都のヴィラ九条山でのレジデンスを行うフランス人振付家の作品を毎年紹介しています。
注目の振付家による心を揺さぶるような体験
エマニュエル・ユインの処女振付作品『Múa』は、いまやフランスコンテンポラリーダンスの「古典」となりました。暗闇の中でダンサーの存在感が、非常に繊細な共振へと私達の視線を誘います。
エマニュエル・ユインは、コンテンポラリーダンスの学校として有名なアンジェの国立現代舞踊センター(CNDC)において2004年~2012年の間にディレクターを勤めました。彼女の日本への関心は、2008年に日本人振付家坂本公成と制作した『Futago』や、生け花師範、奥平清鳳との共同創作パフォーマンス『心奪(しんばい)-魂の略奪、あるいは飛翔-』、2011年にパフォーマーの笠井叡とのデュオ『spiel』といった作品の中で表現しました。
横浜ダンスコレクションEX2013受賞者、奥野美和による最新作『Phantoms in manufacture』
奥野美和は、横浜ダンスコレクションEX2013において、ビデオ、ダンス、音響を組み合わせた作品で、審査員たちを魅了しました。パリ、モンペリエ、リヨンの国立舞踊センターや劇場、フェスティバルでの6ヶ月のレジデンスを終え、ダンスクロスでは、その成果を発表します。作品では、彼女がフランス滞在中に訪れたさまざまな場所に住んでいる、目に見えない存在たちを呼び起こします。
チケット取扱い:
Confetti カンフェティ 0120-240-540 (平日10:00-18:00) http://confetti-web.com/
JCDN ダンスリザーブ http://dance.jcdn.org (Web予約・当日精算)
横浜赤レンガ倉庫1号館 045-211-1515 (10:00-18:00)
アンスティチュ・フランセ横浜 045-201-1514
主催:アンスティチュ・フランセ横浜、横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
助成:アンスティチュ・フランセ パリ本部
協賛:プジョー、株式会社 ル ブルターニュ
関連イベント
- エマニュエル・ユインの子どものためのワークショップ
- エマニュエル・ユインによるレクチャー 「ダンスと制度 一人のアーティストの証言」
7月7日(月)18:00〜18:30 ユイン氏の作品の記録映像による紹介 18:30~20:30 レクチャー
会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館16階10会議室
参加無料・要予約(定員40名) 使用言語:フランス語 日本語通訳:福崎裕子
主催 早稲田大学文学部演劇映像コース
ご予約・お問合せ:theatre.waseda@gmail.comまで、お名前・ご所属・人数・当日連絡先をお知らせください。
「ユイン氏にそのアーティストとしての歩みを通じてフランスの舞踊制度との関わりを伺うとともに、真に「創造」の助けとなり、芸術の発展を促すような文化政策とはいかなるものか、考えるきっかけとしたいと思います。」(藤井慎太郎)




- 2014-07-06 - 2014-07-06
- 16:30
- 前売:一般2,500円、学生・会員2,000円、当日は各500円プラス
- 045-201-1514
-
横浜赤レンガ倉庫1号館
〒 231-0001
1-1-1 中区新港 横浜市
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