© Enrique Ramirez, Courtesy the artist and Galerie Michel Rein Paris Brussels

 

イザベル&ジャン=コンラッド・ルメートル
ビデオアート・コレクション展 「The Walking Eye

 

日程:6月13日(木)~23日(日)11:00~19:00(最終入場18 :30)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペース
入場無料

 

フランス有数のアートコレクター、イザベル&ジャン=コンラッド・ルメートル(Isabelle & Jean-Conrad Lemaître)が誇る貴重なビデオアート・コレクションをご紹介します。

ドミニク・ゴンザレス=フォルステル、ファビアン・ジロー、エンリケ・ラミレス、ミカ・ロッテンバーグ、小金沢健人など、世界的に高い評価を得ている現代アーティストの映像作品を発見していただく稀少な機会です。また本展のキュレーションには、美術家の布施琳太郎を迎え、ビデオ作品の持つ想像力を「歩くこと」を起点に見つめなおし、映像が溢れる今日の社会に対してその可能性を投げかけます。

 

〈出展アーティスト〉 *アルファベット順

デ・レイケ/デ・ローイ、マイダー・フォルチュネ、ファビアン・ジロー、ドミニク・ゴンザレス=フォルステル、ヘンナ=リッカ・ハロネン、小金沢健人、クララ・リデン、エンリケ・ラミレス、ミカ・ロッテンバーグ、ウラ・フォン・ブランデンブルグ

 

主催:アンスティチュ・フランセ横浜、横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

音響設計:WHITELIGHT

 

<プロフィール>

イザベル&ジャン=コンラッド・ルメートル Isabelle & Jean-Conrad Lemaître

フランス有数のインディペンデント・アートコレクター。コレクションのはじまりは40年以上前に遡り、70年代には彫刻作品を、80年代には古典絵画を、90年代には写真作品を収集し、96年からビデオアートに興味を持ち始める。ジャン=コンラッドはロンドン・テートのメセナであり、イザベルと2人でバルセロナのLOOPビデオアートフェスティバルの委員会のメンバーを務める。200本を超えるビデオアート・コレクションの中には、ジリアン・ウェアリング、マーク・ウォリンジャー、タシタ・ディーン、アイザック・ジュリアンなど重要なアーティストの作品が並ぶ。また、ル・フレノワ(国立現代アート・スタジオ)の学生に向けた映像賞を設立するなど、若いアーティストの発掘・支援にも積極的に取り組んでいる。2009年よりブルゴーニュで毎年彼らが開催するビデオアートフェスティバルには、世界から多くの専門家やアーティストが集まる。

 

布施琳太郎  Rintaro Fuse

1994 年生まれ。美術家。2017年、東京芸術大学 美術学部 絵画科(油画専攻)卒業。現在は同大学院 後期博士課程 映像研究科(映像メディア学)に在籍。壁画やインスタレーション作品の制作をはじめとして、同世代の制作者を広く集めて編纂する展覧会企画や批評などの活動を行っている。その多様な活動を貫くのは、フランス=スペインに遍在する洞窟壁画とiPhone発売以降の社会の接続によって、今日の社会で失われた孤独を再定義することである。主な展覧会企画に「iphone mural(iPhoneの洞窟壁画)」(2016, BLOCK HOUSE, 神宮前)、「新しい孤独」(2017, コ本や, 王子)、「ソラリスの酒場」(2018, the Cave/333, 横浜)、「孤独の地図」(2018、四谷未確認スタジオ、新宿)など。他、参加グループ展多数。「第16回美術手帖芸術評論募集」に≪新しい孤独≫で入選。2018年度よりアーツコミッション・ヨコハマ「クリエイティブ・チルドレン・フェローシップ」。

ウェブサイト:http://rintarofuse.com

 

<関連トークイベント>

日仏対談シリーズ 「ル・ラボ」 vol.26
日時:2019年6月13日(木) 19:00-21 :00
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ (03-5206-2500)
登壇者:イザベル&ジャン=コンラッド・ルメートル、布施琳太郎 司会:桂英史
入場料:一般1000円 *学生・会員無料 (30分前よりチケット販売・整理券配布)
主催:アンスティチュ・フランセ東京

 

redbrick

 

06
13
06
23
  • 2019-06-13 - 2019-06-23
  • 11:00 - 19:00
  • 入場無料
  • 045-201-1514
  • 横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペース
    横浜市中区 新港1−1−1

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