1865年に設立された横須賀製鉄所は、フランスの援助の恩恵を受けて発展しました。様々なフランス人が当時横須賀に滞在しましたが、中でも海軍技師フランソワ・レオンス・ヴェルニーはその代表です。 彼らは様々な技術移転に協力し、例えば日本に新しい基準寸法であるメートル法をもたらしました。日本からは海軍養成のため、軍事使節団などもフランスに派遣されました。

専門家であり歴史家でいらっしゃる菊地勝広氏をお招きし、明治時代の日仏関係創成期に横須賀製鉄所が果たした重要な役割についてお話しいただきます。

講師:菊地 勝広氏

*日本語による講演、フランス語の逐次通訳付き。

* 要予約。予約先:オンラインブティックPeatix

 

Katsuhiro KIKUCHI 菊地勝広

 

横須賀市自然・人文博物館学芸員(近代建築史専門)。博士(工学)。
横須賀製鉄所・造船所(現・米海軍横須賀基地)を始めとする、近代建築の構造技術と建築史を研究。

これまでに同館で,横須賀製鉄所(造船所)創設 150 周年記念展「すべては製鉄所から始まった― Made in Japanの原点―」(2015 年度)、企画展「初公開!仏国メラング家で見つかった横須賀製鉄所資料」(2018 年度)などを手掛ける。2005年から2006年にフランス・ブレスト広域都市共同体に勤務

 

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  • 2023-03-10 - 2023-03-10
  • 18:00 - 19:30
  • 入場無料
  • 045-201-1514
  • アンスティチュ・フランセ横浜
    〒 231-0015
    中区尾上町5-76 明治屋尾上町ビル7階 横浜市