アレクサンドル & バンジャマン・カトウ展
11 月15日(月)-12月7日(火) 11:00~18:00 ※金・土は、19:00まで
会場:象の鼻テラス 〈 入場無料 〉
フランスのマルセイユを拠点に活動し、人間と自然の概念との関係性を考察するアーティストのアレクサンドル・カトウと、東京を拠点とする庭師でアーボリストのバンジャマン・カトウによる兄弟展。
2人が共通して関心を寄せ、表現の場としてそれぞれの実践が交差する「庭」や、またフランスと日本の両国にルーツをもつ相互のアイデンティティを起点に、横浜でユニークな「庭」をつくりあげます。
またロックダウン期間中のフランスにて、人々がアクセスできる数少ない場所であった、公共空間としての庭園やスーパーマーケットを参照しながら、とりわけスーパーマーケットにおいて、自然やエキゾチックなイメージをあしらった商品が多く扱われている興味深い現象を取り上げ、独自の視点とアイロニーをもって現代社会への鋭い視座をもたらします。
Alexandre Kato アレクサンドル・カトウ
1991年生まれ、マルセイユを拠点に活動。ストラスブールのラン高等美術学校を卒業後、テキスト執筆やヴイジュアル・アートを通して自身の実践を発展させる。
2018年、初の著書『La visite』(Marguerite Waknine社)出版。2020年には、フランスのポーレンでのレジデンス滞在を経て、テキスト作品としては2作目となる《Untitled garden》をWebサイト上に展開。ヨーロッパを中心に精力的に作品を発表している。
Benjamin Kato バンジャマン・カトウ
1992年生まれ、東京を拠点に活動。パリ国立東洋言語文化大学を卒業し、九州大学での1年間の交換留学を経て、パリで日本の書籍を扱う本屋で働く。その後、再び日本へ渡り、北海道帯広市にて伝統工法を学びはじめる。それから数ヶ月間、長野にて農業開発事業に携わり、現在は東京で庭師 / アーボリストとして活動している。
(写真は、江戸川区にある寿昌院の臥龍松の手入れ作業の様子。このクロマツの推定樹齢は500年以上とされている。 )
共催:象の鼻テラス
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庭師のバンジャマン・カトウと一緒に、フレンチ
(フランスからリモートでアーティストのアレクサンドル・
12月5日(日) 15:00~16:00 [定員8名/対象年齢4歳以上]
会場:象の鼻テラス 参加無料 ※定員に達しました。
お問い合わせ:アンスティチュ・フランセ横浜 (Tel : 045-201-1514 / e-mail : yokohama@institutfrancais.jp)
共催:象の鼻テラス
*新型コロナウイルスの感染拡大状況など、やむをえない事情によりプログラムは変更になる場合もございますが、予めご了承ください。最新情報は、アンスティチュ・フランセ横浜のHPをご覧ください。
- 2021-11-15 - 2021-12-07
- 11:00 - 18:00
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象の鼻テラス
〒 231-0002
中区海岸通1丁目 神奈川県横浜市
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