(フランス=イタリア/1954年/108分/35ミリ/カラー/日本語字幕付)

出演:ジャン・ギャバン、フランソワーズ・アルヌール、ミシェル・ピコリ、エディット・ピアフ、ほか

1888年のパリ。上流向けクラブ「パラヴァン・シノワ」のオーナーであるダングラールは、モンマルトルのキャバレーで踊り子ニニを見初め、自分の店を処 分してキャバレーを買い取り、ニニを中心の踊り子としてカンカンを上演するキャバレー「ムーラン・ルージュ」を立ち上げる。ダングラールをめぐり、以前の 店のスターだったローラとニニが衝突したり、ローラに気のある出資者が支援をやめたりと、なかなか順調には行かないが、なんとか開店にこぎつける。しかし ショーの本番直前、ダングラールに腹をたてたニニは楽屋にこもってしまい…。

「ムーラン・ルージュ」の創設者たちの伝記からインスピレーションを得た巨匠ジャン・ルノワールの傑作。おおらかに描かれる愛すべき人間たちと、美しい色彩。ロートレックやドガ、そして父であるオーギュスト・ルノワールの絵画へのオマージュ。ラストの迫力あるカンカンは必見。

上映後、映画評論家・大寺眞輔氏による講演あり。

特集「映画とダンス」(Dance Dance Dance @ Yokohama 2012 参画イベント)

フィルム提供:ザジフィルムズ

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  • 2012-10-13 - 2012-10-13
  • 18:00
  • 1,200 円 (会員:600円)
  • 045-201-1514
  • 東京藝術大学 (横浜・馬車道校舎)大視聴覚室
    〒 〒231-0005
    4-44 中区本町 横浜市