特集上映 「映画の中の都市」:ジャック・リヴェット監督2作品
『パリはわれらのもの』
監督:ジャック・リヴェット
出演:ベティ・シュナイダー、ジャアニ・エスポジート、フランソワーズ・プレヴォ、ジャン=クロード・ブリアリ
(フランス/1958年/140分/デジタル/日本語字幕付き)
パリの学生のアンヌは、兄のピエールの紹介で知識人の仲間と知り合う。アメリカ人ジャーナリストのフィリップ、アマチュア劇団の演出家ジェラール、恋多き女テリー。彼らは、仲間の一人だったスペイン人音楽家のジュアンの自殺に衝撃を受けている。
ジェラールはシェークスピアの戯曲『ペリクリーズ』をなんとか上演しようとしている。偶然稽古にやってきたアンヌが劇団に加わる。アンヌはジェラールのために、行方のわからなくなっているジュアンの残した音源を見つけ出そうとするが…。
ジャック・リヴェットの長編処女作。パリでのロケ撮影、消えた音源というマクガフィン、演劇シーンなど、その後のリヴェット映画で繰り返し出てくる主要な要素がすでにここにある。クロード・シャブロルやジャン=リュック・ゴダールの友情出演がほほえましい。
※この上映後には、『デュエル』が上映され、その後映画評論家・大寺眞輔氏による講演があります。
共催:東京芸術大学大学院映像研究科
助成:アンスティチュ・フランセ
05
18
- 2013-05-18 - 2013-05-18
- 14:30
- 1,200円、14時30分の回をご覧になった方と会員600円、芸大生無料、各回入替
- 045-201-1514
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東京藝術大学 (横浜・馬車道校舎)大視聴覚室
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