横浜赤レンガ倉庫1号館とアンスティチュ・フランセ横浜は毎年協働で、ビデオアートやマルチメディアアートの分野から、現代作品をセレクトして紹介する展覧会を開催しています。国際的評価を得ている作家や、まだ知られてない若い作家の作品を一緒に展示することで、より多くの観客に、現代のヴィジュアルアートシーンを発見する機会を提供しています。さらに、展覧会を通して様々なアーティストやアートスペースの相互交流を促します。
今年は、フランス北部トゥルコワン市にあるアートクリエーションの場であるル・フレノワ国立現代アートスタジオの、若い在籍アーティストの作品を紹介します。日本未発表作品を多く含む本展のキュレーションは、クリスチャン・リゾが行います。
領域横断的なアーティスト、クリスチャン・リゾは、ル・フレノワ国立現代アートスタジオで教鞭を執ったこともあり、同スタジオのコレクションについても理解が深く、個性的なキュレーターとしても知られています。知覚が刺激されるような映像散策への誘いと、現代アートの未来の展望をみなさまにお届けいたします。
キュレーション:クリスチャン・リゾ
瀬戸桃子
『PLANET A』(2008年)
ベルティユ・バック
『壁を作る』(2008年)
ヒシャム・ベラーダ
『自然過程活性化 #3 開花』(2012年)
マチュー=アドリアン・ダヴィ・ド・ヴィルヴィル
『UMA』(2009年)
ベルトラン・デゾトゥ
『ル・コルソ(行列)』(2008年)
ファビアン・ジロー
『ザ・ストレート・エッジ』(2005年)
メリル・ハート
『輝かしい人生』(2013年)
テッサ・ジョシー
『プラスティックとガラス』(2009年)
マノン・ルロワ
『イレヴン』(2010年)
イ=ウォン・リー
『盗聴』(2009年)
レティシア・ルグロ
『目と目のあいだ』(2007年)
13分
ジェンチェン・リー
『アンダー・コンストラクション』(2007年)
トマ・ロック
『ボディ・ディスファンクショナル』(2009年)
ローラン・マレシャル
『緑の線』(2005年)
エンリケ・ラミレス
『そよ風』(2008年)
ジェローム・リュビー
『デジランド』(2002年)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館
時間:11時~19時(入場は18時30分まで、最終日は17時終了)
※6/22(日)14時より、河合政之と瀧健太郎によるガイドツアーをおこないます。 (無料・予約不要)
河合政之 ヴィデオアーティスト。1972年大阪生まれ。 哲学的かつ先鋭的な映像作品を制作、世界30カ国以上で上映、受賞多数。 文化庁・各種財団 の派遣芸術家としてNY、パリ、イスラエルなどに滞在。レーベル「REF」を主催し、 文筆家、展覧会のオーガナイザーとしても活躍している。 http://masayukikawai.com
瀧健太郎 ヴィデオアーティスト。1973年大阪生まれ。 文化庁やポーラ美術振興財団の研修員として、ドイツでメディアアートを学ぶ。 ヴィデオアートの黎明期を探求するドキュメンタリー『キカイデミルコト』(2011)を監督。 NPO法人ビデオアートセンター東京代表。 http://www.takiscope.jp/
クリスチャン・リゾ関連イベント:
- 7月10日(木)17:00~18:30 クリスチャン・リゾによる講演会 会場:横浜国立大学メディアホール 参加無料 逐次通訳付、予約無用 お問い合わせ:アンスティチュ・フランセ横浜 共催:横浜国立大学
- 7月11日(金)・12日(土) クリスチャン・リゾのダンス公演
協力:ル・フレノワ国立現代アートスタジオ、ルフトツーク
共同主催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
助成:ノール=パ・ド・カレー地域圏、リール市
協賛 : 、プジョー、立山酒造株式会社、ヴランケン ポメリー ジャパン株式会社
オフィシャル・パートナー:ノール県
- 2014-06-20 - 2014-06-29
- 11:00 - 19:00
- 入場無料
- 045-201-1514
-
横浜赤レンガ倉庫1号館
〒 231-0001
新港1-1 神奈川県横浜市
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