『バベルの学校』 La Cour de Babel

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『バベルの学校』

STORY
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11 歳から15 歳の子どもたちが世界中からフランスのパリにある中学校にやって来た。24 名の生徒、20 の国籍、そして24 のストーリー。家庭的な事情でやってきたもの、辛い母国の生活から逃れてきたもの、亡命を求めてやってきたもの、または単によりよい生活を求めて移民して来たものなど理由は様々。フランスに来たばかりの彼らが入ったのは適用クラス。このクラスでフランス語を学び、話せるようになるための集中トレーニングを受け、やがては通常のクラスに移るために、他の教科も学んでいく。国籍も宗教もフランスに来た理由も違う子どもたちの中には時に大声で口論し、泣き、自暴自棄になる子も。ブリジット・セルヴォニ先生は、そんな子どもたちを驚くほどの辛抱強さで見守り、なだめ、そして導いていく。

 

監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー
サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー
ミキサー:オリヴィエ・グエナー
制作:Les Films du Poisson、Sampek Productions
共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
フランス/2013 年/フランス語/89 分/1.85:1/カラー/5.1ch/ドキュメンタリー
オフィシャルサイト http://unitedpeople.jp/babel/

 

監督プロフィール
ジュリー・ベルトゥチェリは、オタール・イオセリアーニ、クシシュトフ・キェシロフスキ、エマニュエル・ファンキエル、ベルトラン・タヴェルニエ等の助監督を務めた後、1993 年に監督としてのキャリアをスタート。独仏共同テレビ、アルテにて自身が監督した数々のドキュメンタリーが放送され、その独自の視点が注目された。世間の注目を浴びるきっかけとなったのは、ドキュメンタリーではなく劇映画で、初の長編監督作品『やさしい嘘』(03)は2003 年のカンヌ国際映画祭「国際批評家週間」グランプリを受賞し、2004 年にはセザール賞新人監督作品賞など数々の賞を受賞。オーストラリアで撮影し、シャルロット・ゲンズブール主演の長編二作目『パパの木』(10)は、2010 年のカンヌ国際映画祭クロージング作品として招待された。現在は、ドキュメンタリー映画『バベルの学校』の製作を経て三作目の長編制作を進めている。

 

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  • 2015-02-14 - 2015-03-06
  • 上映時間:10:00 / 14:10 / 18:30
  • お問い合わせ:中洲大洋映画劇場(Tel. 092-291-4058)
  • 中洲大洋映画劇場
    博多区中洲4-6-18 福岡市