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このたび、兵庫県立美術館におきまして、「フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション展」を開催する運びとなりました。ここ神戸の地で念願の展覧会を開催できることはこの上ない幸せです。今回の展覧会の主役は、ポンピドゥー・センターに加わった最新コレクションで、この10年の間に美術館友の会の現代美術プロジェクトによって収蔵された『フルーツ・オブ・パッション』です。レアンドロ・エルリッヒ、エルネスト・ネト、ツェ・スーメイ、イザ・ゲンツケンら、今まさに世界で脚光を浴びている最先端の作家たちの作品です。これらに加え、私の強い思いで、日本でもなじみのあるピエール・スーラージュ、ゲルハルト・リヒター、アグネス・マーチン、ロバート・ライマンら、現代美術の巨匠と呼ばれる作家の作品が展覧会の冒頭を飾ることとなり、25人の作家による31点の作品がきら星のごとく展覧会場に並びます。まさに、現代アートの夢の競演ともいうべき、美術ファンにはたまらない展覧会に仕上がりました。

パリのポンピドゥー・センターで2012年に開催された「フルーツ・オブ・パッション」展が1月18日(土)から3月23日(日)まで、兵庫県立美術館で開催されます。国立近代美術館友の会が2002年に設立した「現代美術プロジェクト」基金によって新たに取得された現代美術作品が紹介されます。

エルネスト・ネト 《私たちはあの時ちょうどここで立ち止まった》 2002 © Ernesto Neto Photo © Centre Pompidou, MNAM-CCI / Georges Meguerditchian - /Dist. RMN-GP

このたび、兵庫県立美術館におきまして、「フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション展」を開催する運びとなりました。ここ神戸の地で念願の展覧会を開催できることはこの上ない幸せです。今回の展覧会の主役は、ポンピドゥー・センターに加わった最新コレクションで、この10年の間に美術館友の会の現代美術プロジェクトによって収蔵された『フルーツ・オブ・パッション』です。レアンドロ・エルリッヒ、エルネスト・ネト、ツェ・スーメイ、イザ・ゲンツケンら、今まさに世界で脚光を浴びている最先端の作家たちの作品です。これらに加え、私の強い思いで、日本でもなじみのあるピエール・スーラージュ、ゲルハルト・リヒター、アグネス・マーチン、ロバート・ライマンら、現代美術の巨匠と呼ばれる作家の作品が展覧会の冒頭を飾ることとなり、25人の作家による31点の作品がきら星のごとく展覧会場に並びます。まさに、現代アートの夢の競演ともいうべき、美術ファンにはたまらない展覧会に仕上がりました。

 

兵庫県立美術館長 蓑 豊