アンスティチュ・フランセ日本の映像・音楽部門は、映画、音楽、オーディビジュアル・メディア、デジタル・クリエーション(ビデオゲーム、eスポーツ、VR)の分野でのフランスで作られた作品やアーティストをプロモーションし、日本での普及を促進することを目的としています。
映画
アンスティチュ・フランセ日本の各支部では、パリ本部の支援のもと映像教育も含め多様なプログラムを提供しています。
また、ジャパン・コミュニティ・シネマ・センターとの協働により日本各地のパートナーの劇場での上映にも力を入れています。
国内の主要な映画祭(東京国際映画祭、FilmEx、広島国際映画祭など)とも連携を図っています。
日本でのフランス映画の興行を盛り上げるため、ユニフランスと密に連携をとり、横浜のフランス映画祭の開催や日本の配給会社に協力してフランス映画公開へのサポートを展開しています。
音楽
日本の関係者(SummersonicやTokyo Jazz などのフェスティバル、アーティスト・エージェンシー、プロモーター、会場、レーベル、ディストリビューターなど)とともに、日本でのフランス人アーティストの宣伝に取りくんでいます。このミッションは、2016年末にビューローエクスポートの東京事務所が日本から撤退したことにより強化されたものです。
様々なプロジェクト(French Miracle、Magnifique Societyなど)を通じて、フランスと日本の関係者間でのパートナーシップのもと、日仏共同プログラムやアーティストのコラボレーションが生まれるよう後押ししています。
また、Festival Saison Rouge(音楽、映画、ダンス、ガストロミー、VR)やデジタル・アートに特化したデジタル・ショックのような多分野にわたる企画には、プライオリティを与えています。
クラシック音楽においては、アンスティチュ・フランセ関西が、パリのコンセルヴァトワールやエコール・ノルマル音楽院の協力のもと、毎年3月に日本全国から100名強の受講生を迎え京都のフランス音楽アカデミーを開催しています。
デジタルクリエーション
弊機関の芸術部門とともに、アーティスト、コンテンツ、特にフランスが得意とするバーチャル・リアリティのプロモーションを行っています。
2019年からは、アンスティチュ・フランセ パリ本部のCulture VRのプラットフォームをもとに様々なイベントでのVRコーナーのご提案もしています。
映像・音楽部門ではビジネスフランスと連携して、ビデオゲームの分野も担当。なかでも、インディーゲームやeスポーツを優先してプロモーションしています。
オーディオビジュアル・メディア
TV5 mondeやFrance 24といった、フランスおよびフランス語圏の放送局のプロモーションをサポート。 また、TV France Internationalと連携して、フランスのテレビ番組制作のプロモーションもバックアップしています。
文化外交やビジネスの観点からは、フランスのアートシーンの多様性やクオリティ、そして革新的なノウハウとコンテンツを代表する、若手のアーティストや新しい才能にスポットを当てることで、フランスのクリエーションが持つイメージの刷新を図ります。
フランス側の関係者との関係確立にあたり、日本でどの関係者が相応しいかや機宜を見極めるなど、アンスティチュ・フランセ日本はファシリテーターの役割を果たしています。
また、日本側の各関係者とのパートナーシップを構造化し、日仏間のコラボレーションを促進します。特に、アンスティチュ・フランセ パリ本部が主催する「フォーカス」(外国のプロフェッショナルをフランスに招待し、フランスのアートシーンの今を紹介し、アーティストや関係者とのネットワーキングを提案するプログラム)、やその他のフランスの団体によるイベントへ日本の関係者をフランスに招待する方針です。
お問い合わせ
- ギヨーム・ゴベール:フランス大使館オーディオビジュアル担当官、映像・音楽部門 統括マネージャー
- 津田 桜:映像・音楽部門 シニアマネージャー
dg.audiovisuel.contact@institutfrancais.jp
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なお、フランス大使館/ アンスティチュ・フランセ日本では、一定の基準を満たした日本で開催されるフランス関連の文化プロジェクトへの後援名義使用の認定も行なっております。