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アンスティチュ・フランセ日本の映画プログラムは進化し、新たに「映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって~」と題するシリーズが誕生しました。

 

 

これまでの「カイエ・デュ・シネマ週間」と同様、毎回著名な批評家を招き、過去二年間に観た映画の中で最も好きな作品を紹介していただきます。特集テーマは設けず、最近観た映画の中でイチオシの作品をシェアしたいという気持ちを主眼にし、フランス映画の新しい才能をご紹介していきます。

 

初回を飾る今年は、映画批評家ジュリアン・ジェステールをお迎えします。彼はまた、「映画の新聞」と呼ばれることもあるフランスの日刊紙「リベラシオン」の文化部長を務めています。オープニングでは2019年4月19日に日本公開予定の『ハイ・ライフ』のクレール・ドゥニ監督を迎え、彼女のこれまでの作品も紹介されます。

東京では3月9日から4月21日まで開催されます。東京のほか京都と大阪では4月6日から17日まで、5月18日から6月29日までは横浜で開催されます。

初回となる今回は『ワイルド・ボーイズ』のベルトラン・マンディコ監督、『ジェシカ』のキャロリーヌ・ポジとジョナタン・ヴィネル両監督、『ソフィア・アンティポリス』のヴィルジル・ヴェルニエ監督、『勤務につけ!』のカンタン・デュピウー監督にスポットを当てます。また、ヌーベルバーグのギー・ジール監督の回顧特集を組み、大きな才能があるにもかかわらずあまり名を馳せなかった同監督の初期の長編作品を上映し、日本の皆さんにご紹介します。

 

ゲストとして黒沢清、富田克也、三浦哲哉など日本の映画界の著名人を多数お迎えし、今後の映画について語っていただきます。

 

アンスティチュ・フランセ日本 映像・音楽部門主任
フランス大使館 オーディオビジュアル担当官
オリヴィエ・デルプー

 

開催概要

 

映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって~ in 東京

会期 2019年3月9日(土)~ 4月21日(日)
プログラム詳細 アンスティチュ・フランセ東京ホームページ

映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって~ in 関西

会期 2019年4月6日(土)~ 4月17日(水)
プログラム詳細 アンスティチュ・フランセ関西ホームページ

映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって~ in 横浜

会期 2019年5月18日(土)と  6月29日(土)
プログラム詳細 アンスティチュ・フランセ横浜ホームページ

 

映画/批評月間~フランス映画の現在をめぐって~ in 東京のチラをダウンロード

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