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 世界難民の日にあたり、難民という一般的なイメージを超える彼らの姿を是非ご覧下さい。6月20日(木)、アンスティチュ・フランセ東京で映画「ホープ」上映会と難民についての対談を開催します。

 

 

日本では、難民の問題は自分達には関係がないと思われがちです。政府が難民認定するのは毎年20名程度に過ぎませんが、実際には日本にも難民がいることを忘れてはならないでしょう。政治的理由、極貧からの脱出、海面上昇による段階的な島しょの消失などを原因とする難民に加えて、やがて気候変動による難民も出てくることでしょう。

6月20日世界難民の日にあたり、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本は、映画上映と難民の人々との対話を通して、一般的な難民のイメージを打ち壊し、その先へと議論を進めるイベントに、皆様をご案内します。
ボリス・ロジュキーヌ監督の映画「ホープ」(英語字幕、原語はフランス語)をご覧になれば、カメルーン人のレオナールとナイジェリア人のホープがヨーロッパを目指して砂漠を彷徨する旅を体験することができるでしょう。映画に続いて行われる対談では、認定NPO法人難民支援協会の石川えり代表理事が、イランからカナダに難民として渡り、日本での留学経験もある一般社団法人Runway for Hopeのセナ・ヴァファ代表理事と意見を交換します。司会は認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウの申 惠丰理事長が務めます。
難民問題に熱心に取組むフランスを代表して、在日フランス大使館のニコラ・ベルジュレ政務参事官より開会の挨拶があります。
難民となる人々が歩む道は困難でも、彼らをつき動かすものは希望です。彼らが経験する困難、そして連帯と希望についての対話イベントに、大勢の皆様のご来場をお待ちしております。

 

アンスティチュ・フランセ日本
書籍・グローバル討論部門担当官
サラ・ヴァンディ

 

開催概要

日時 2019年6月20日(木)18:00~21:00(17:30開場)
会場 アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ(〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15)
入場無料
言語 映画は英語(日本語字幕なし)、対談は日本語
お問い合わせ dg.debat.contact[at]institutfrancais.jp
詳細  アンスティチュ・フランセ東京公式ホームページ.


協力 認定NPO法人難民支援協会、認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ、Runway for Hope