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『ワイルド・ボーイズ』 (c)ecce films

2012年、オリヴィエ・アサイヤスを代父とし、ボルドーで初めての国際映画祭として始まったボルドー国際インディペンデント映画祭。国内外の若手インディペンデント監督を積極的に紹介するだけでなく、音楽を取り入れることで、多くの若い観客を魅了しています。
寒梅館では、日本で未だ紹介されていない、若手フランス映画監督の作品を紹介するとともに、昨年本祭にてグランプリを獲得したベルトラン・マンディコ監督をお迎えし、トークを開催します。

日時:11月20日(火)開場17:00、開演17:30
会場:同志社大学寒梅館クローバーホール
http://d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1539912589

料金(入替なし):一般1500円、Hardience会員・学生1200円
*同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む)無料

主催:同志社大学今出川校地学生支援課、ヴュッター公園
協力:アンスティチュ・フランセ日本、広島国際映画祭、ecce film

 

<上映作品>

ワイルド・ボーイズ Les Garcons Sauvages

*2017年ボルドー国際インディペンデント映画祭長編部門グランプリ受賞
2017年/フランス/110分/カラー&モノクロ/R12+
監督:ベルトラン・マンディコ
出演:ヴィマラ・ポンス、ポリーヌ・ロリラール、エリナ・レーヴェンソン

良家出身の5人の少年が、ある日、解放的な気分に魔が指して、卑劣な罪を犯してしまう。罪を償うため謎の船長に預けられた少年たちは、過酷な航海の旅へと連行される。そこで密かに反乱を企てる5人だが、ある無人島に座礁すると、そこには快楽を与えてくれる幻想的な植物が生い茂り、いつの間にか欲望に溺れていく。すると、少年たちの身体は次第に変異していき、ゆるやかにジェンダーの境界線が溶けていく…。デジタルトリックに一切頼らない、驚くべき造形の美しさも見所のひとつ。

「ベルトラン・マンディコの映画はどのジャンルにも属さない。彼は、20歳から独自のジャンルを忍耐強く構築してきたのだ。マンディコの映画における幻想的なるものは自然の中に存在している。彼がカメラを置くのは、草木が繁茂し、官能的で突然変異する場所だ」
ステファン・デュ・メスニルド―(映画批評家、カイエ・デュ・シネマ誌同人)

 

アポカリプス・アフター ULTRA PULPE

2017年/フランス/37分/カラー
監督・脚本:ベルトラン・マンディコ
出演:ローラ・クレトン、ポーリーヌ・ジャガード、エリナ・レーヴェンソン

見捨てられた海辺のリゾート。時代の終焉を描いたファンタジー映画の撮影が終了した。映画撮影のクルーである二人の女性―女優のアポカリプス(黙示録)と監督のジョイ(喜び)の関係も終わろうとしていた。アポカリプスとの最後の親密な時間を過ごすため、年上のジョイは、日没にまつわる5つの物語を朗読する。歳を取りたくない女性たちの物語、5つの空想科学、俗悪、屍姦趣味と詩的表現に関する冒険談―。
5つのシーンはファンタジー映画のメイキングを通して、一つの時代の終わりを表現している。

<スケジュール>
17:00 開場
17:30 上映『ワイルド・ボーイズ』
19:20 終了/休憩
19:30 上映『アポカリプス・アフター』
*上映後トーク
ゲスト:ベルトラン・マンディコ監督、廣瀬純氏(映画批評/司会進行・通訳)
20:40~45  終了予定

 

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  • 2018-11-20 - 2018-11-20
  • 17:30 - 20:45
  • 一般1500円、Hardience会員・学生1200円
  • 075-251-3270
  • 同志社大学寒梅館クローバーホール
    烏丸通上立売下ル御所八幡町103 京都市上京区