京都フランス音楽アカデミーは、ヴァイオリニスト森悠子氏と当時の関西日仏学館 館長ミッシェル・ワッセルマン氏の主導により、1989年に発足した日仏音楽交流事業です。1990年3月に第1回京都フランス音楽アカデミーが開催されて以来、毎春、フランスよりトップクラスの音楽家が来日し、フランス政府公式機関である関西日仏学館内で約2週間のマスタークラスを開講。その規模、歴史、水準の高さから、フランス国外で行われる最も重要なフランス音楽教育の場となっています。

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2024.1.10 更新:ヴィオラ・チェロクラス受講生 追加募集のお知らせ

第33回京都フランス音楽アカデミーでは、引き続き、ヴィオラ、チェロの各クラスの受講生を募集しております。日本にいながらにして、フランスの一流の音楽教育を体感できる貴重な機会です。パリ・エコール・ノルマル音楽院留学スカラシップ制度によって、優秀受講生にはフランス音楽留学のチャンスもあります!会期中にご都合のつかない日のある場合もレッスンスケジュールを調整しますのでご参加は可能です。詳しくは、京都フランス音楽アカデミー実行委員会事務局(TEL 075-761-2114 Mail : academie@institutfrancais.jp)までお問い合わせください。皆様からのご応募をお待ちしております。

ピエール・レネール(Pierre Lenert)ヴィオラ/パリ・エコール・ノルマル音楽院教授

驚くべき自在さを備えた演奏が高く評価されており、ピアニスト広瀬悦子とのデュオでの新作CD「情熱」ではクララ・シューマン、ブラームス、ヨアヒムに至高のオマージュを捧げている。また、アンサンブル「レネール・ファンタジー・グループ」でオペラからシャンソンまで独創的なレパートリーに取り組む。65年のエマニュエル・ヴァルディ以降、ヴィオラでパガニーニ「24のカプリース」の録音に挑戦したヨーロッパで唯一の演奏家。これまでにヴュータン「ヴィオラとピアノのための作品集」等のCDを発表。最初の師は父ジャン・レネールで、その後ユーディ・メニューインと決定的な出会いを果たす。フィリップ・モリス財団や主要な国際コンクール(ライオネル・タ-ティス、マルクノイキルヘン、モーリス・ヴュー)の受賞者でもある。パリ国立歌劇場管弦楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。セレナード国際室内楽フェスティバルとル・グー・ドゥ・ラ・ミュージック・フェスティバルで芸術監督を務める。パリ・エコール・ノルマル音楽院教授。

★ピエール・レネール先生によるパガニーニのカプリースについてのインタビュー動画はこちら

その他、こちらの動画も是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/shorts/ve-dU8y4uV4?feature=share
https://youtu.be/CJiudicNmK8?si=F074R-y518u8mXqY

ディアナ・リゲティ(Diana Ligeti)チェロ/パリ国立高等音楽院教授

チェロ奏者・指導者として、国際的に多彩な活動を展開し、著名な演奏家とも共演多数。アンサンブルでは「トリオ・ジョルジュ・サンド」や「カリオペ」に参加する他、「オープン・チェンバー・オーケストラ」のソロ・チェロ奏者を務める。これまでにArion、Polymnies、Leman classics、日本室内楽振興財団等からリリースしたCDが批評家から称賛を得ている。ミュンヘンのARD国際音楽コンクールファイナリスト、ドゥエ国際チェロコンクール優勝などの受賞歴に加え、「トリオ・リゲティ」として参加した大阪国際室内楽コンクールでは第1位に輝く。現在、パリ国立高等音楽院、リュエイユ・マルメゾン地方音楽院教授。ヨーロピアン・チェンバー・ミュージック・アカデミーと京都フランス音楽アカデミーの教授陣にも加わる。04年以来、フォンテーヌブロー・アメリカ音楽院で教鞭をとる。18年には、100年の歴史を持つ同音楽院で、女性としてはナディア・ブーランジェ以来初めてアーティスティック・ディレクターに就任した。

 

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会期 2024年3月19日(火)~3月31日(日)※3月30日(土)は教授陣によるコンサートのため休講

会場 関西日仏学館(京都) 他

開講クラス
声楽:マリー=テレーズ・ケレール/ピアノ:クレール・デゼール/ピアノ:エマニュエル・シュトロッセ/ピアノ:ブルーノ・リグット/ヴァイオリン:オリヴィエ・シャルリエ/ヴァイオリン:レジス・パスキエ/ヴィオラ:ピエール・レネール/チェロ・特別講座(オーケストラスタディ・初見・室内楽):ディアナ・リゲティ/フルート:ジャン・フェランディス/クラリネット:フローラン・エオー/音楽学特別公開講座:ジャン=ピエール・バルトリ

※今後の状況により、内容は予告なく変更される場合があります。最新情報は、公式サイト(academie.institutfrancais.jp)にて随時お知らせいたします。予めご了承ください。

応募資格 13歳以上の音楽学生、演奏家。国籍不問。
指導内容 原則として12日間。各受講生は期間中5回の個人レッスン(1回約1時間)を受講。伴奏、通訳付き。受講生はどのクラスも聴講自由。

※会期中、個人レッスン以外の時間帯には、他の受講生のレッスンや、他の科目のレッスンを自由に聴講していただけます。なるべく全日程出席されることをおすすめいたしますが、やむを得ず期間中にご都合のつかない日程のある場合は、ご都合を考慮して個人レッスンの日程を調整いたします。
※3月23日(土)24日(日)の公開レッスンおよび、3月30日(土)の教授陣によるアンサンブル・スペシャル・コンサートには、受講生を無料でご招待いたします。

費用
入学金: 15,000円 *リピーター割引あり。詳しくは、募集パンフレットをご覧ください。
授業料: 155,000円
特別講座(オーケストラスタディ・初見):15,000円(各回)
特別講座(室内楽):1名につき60,000円(全4回)

※特別聴講制度
受講生以外の方にもアカデミーのレッスンをご覧いただけるよう、特別聴講制度を設けます。聴講料:7,000円(1日)。未就学児不可。詳細はアカデミー事務局までお問い合わせください。

応募締切 2023年12月15日(金)(必着)
※ヴィオラ・チェロの各クラスでは、引き続きお申込みを受け付けております。是非ご応募ください。(2024.1.10)

募集パンフレットのダウンロードはこちらから
受講申込フォームはこちら

お問合せ
京都フランス音楽アカデミー実行委員会事務局
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町8関西日仏学館(京都)内
Tel. 075-761-2114 (日・月・祝 休)Fax. 075-761-2169
Email. academie@institutfrancais.jp
academie.institutfrancais.jp

 

- イベントのご案内 -

公開レッスン
3月23日(土)、24日(日)
アカデミーの授業は非公開であるため、期間中に各教授1回60分の公開レッスンを全クラス行います。
会場: 関西日仏学館(京都) 稲畑ホール
聴講料:2,000円(1科目1教授につき)、7,000円(1日通し券)
聴講券:2024年1月発売予定 ※受講生は入場無料

プロペラプロジェクト特別コラボレーション ジュニア向け弦楽合奏ワークショップ2024
326日(火)、327日(水)
ヴァイオリニスト森悠子が次世代の子ども達のために実施している「プロペラプロジェクト」とのコラボレーションとして、小学3年生~中学2年生を対象としたワークショップを開催します。応募方法等の詳細は決まり次第、公式サイトにてご案内します。
会場:関西日仏学館(京都) 稲畑ホール
受講料:15,000円
聴講料:2,000円
講師:森悠子

音楽学特別公開講座
3月27日(水)~3月29日(金)
ジャン=ピエール・バルトリ氏(ソルボンヌ大学教授)による音楽学の特別公開講座を開催します。受講生以外の一般の方も聴講していただけます。(全3日間、1回2時間)
会場: 関西日仏学館(京都) 稲畑ホール(予定)
聴講料:各回1,500円(一般)、1,000円(学生/クラブ・フランス会員)
聴講券:2024年1月発売予定 ※受講生は入場無料

第33回京都フランス音楽アカデミー アンサンブル・スペシャル・コンサート2024
3月30日(土)14時30分~
アカデミーに招聘された教授陣によるコンサート。
会場:京都府立文化芸術会館
入場料:4,000円(一般)、3,000円(学生/クラブ・フランス会員)
協力:エラート音楽事務所 Tel.075-751-0617
チケット:2024年1月発売予定 ※受講生は入場無料

受講生コンサート
3月31日(日)
各クラスから選ばれた優秀受講生のコンサートを開催します。
会場: 京都市立京都堀川音楽高等学校 ホール
入場料:無料

03
19
03
31
  • 2024-03-19 - 2024-03-31
  • 00:00
  • 075-761-2114
  • 関西日仏学館(京都)
    〒 606-8301
    左京区吉田泉殿町8 京都市 京都府

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