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アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
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『再会の夏』
12/14(土)-1/10(金)

Le collier rouge/2018/仏、ベルギー/監督:ジャン・ベッケル/出演:フランソワ・クリュゼ、ニコラ・デュヴォシェル

『画家と庭師のカンパーニュ』のジャン・ベッケル監督が仏ゴングール賞受賞作家のベストセラー歴史小説を映画化。舞台は、第一次世界大戦後、ようやく平和が訪れた南仏の片田舎。主人を待ちつづける一匹の黒い犬と勲章にまつわる、信頼と和解、愛を描いた物語だ。

猛暑が続く平和な夏のある日。戦争の英雄であるジャック・モルラックは収監されて以来、かたくなに黙秘を続けている。真相を調べるためにやってきた軍判事ランティエ少佐は、留置所の外で昼夜問わず吠え続ける犬に興味を持ちながら、彼の戦争体験をミステリー仕立てに明らかにしていく。なぜ犬は吠え続け、留置所の主人を待ち続けるのか、そしてなぜ男は愚かな行為をしてしまったのか。
「歴史的な物語を通して、パーソナルなストーリーを語るのが好きだ」と話すジャン・ベッケル監督は、戦争に翻弄される人々の姿をいつくしみながら丁寧に描きとっていく。そして、この物語は、こころに大きな傷を負い、世界を信頼できなくなったひとりの男の再出発の物語ともいえる。ノスタルジックな夏の田舎風景は、過ぎ去りし夏の日々をおもう冬の寒空のなかで夢見る夏そのものだ。美しく、切ないそれらの風景には苦々しい行為の思い出とともにきらめく思い出もきちんと残っているのだ。
2016年フランスで「一番美しいボースロン」に選ばれた名犬イェーガーの演技にも大注目。

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  • 2019-11-26 - 2020-01-10
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
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