©1964 TF1 Droits Audiovisuels All rights reserved.

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アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
※上映時間や詳細については京都シネマまでお問い合わせください。
www.kyotocinema.jp

『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2』
5/21(金)-6/10(木) *週替わり上映
*「リオの男」「相続人」:5/21(金)-5/27(木)
*「カトマンズの男」「エースの中のエース」:5/28(金)-6/3(木)
*「アマゾンの男」:6/4(金)-6/10(木)

*料金:1,400円均一(障がい者割引をのぞき、各種割引サービス適応外)

スティーブ・マックイーンやクリント・イーストウッドと肩を並べたアクション界のレジェンドにして本国フランスではアラン・ドロンを凌ぐ人気も誇った俳優ジャン=ポール・ベルモンド。ひょうひょうとしていて、真剣なそぶりをみせない姿で、危険極まりないアクションを軽々とこなしていく。くしゃくしゃにゆがませたひょうきんな笑顔をうかべる表情がころころと変わっていく彼は、やっぱりアクションやコメディのなかでこそ魅力が発揮されるのでしょう。昨年2020年秋に開催された「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」で、熱心のファンから寄せられた“次に観たいベルモンド出演作”を募集。その投票結果をもとに、今回は最強のベルモンド映画5作品を上映します。

リオの男
L’ Homme de Rio/1964/仏、伊/116分/監督:フィリップ・ド・ブロカ/出演:ジャン=ポール・ベルモンド、フランソワーズ・ドルレアック、ジャン・セルヴェ
以前の特集でも上映した『大頭脳』のフィリップ・ド・ブロカ監督とタッグを組んだ、ベルモンド映画とびきりの人気作。古代文明の秘宝を巡り、ベルモンド演じるアドリアンが、ブラジルを舞台に陸・海・空と縦横無尽に大活躍!遊び心がたっぷりこめられた世界初のノンストップ・アクションとして一世を風靡した、徹底的に楽しいフランス映画史にも残る古典的名作である。スティーブン・スピルバーグ監督は「劇場で9回観た」と大絶賛し、“インディー・ジョーンズ”シリーズなど数多くの冒険アクション劇に影響を与えた。

相続人
L’Heritier/1973/仏、伊/112分/監督:フィリップ・ラブロ/出演:ジャン=ポール・ベルモンド、カルラ・グラヴィーナ、シャルル・デネ、ジャン・ロシュフォール
新聞社と鉄鋼会社を経営するヨーロッパ屈指の華麗な一族に迫るネオ・ファシズムの脅威と謀略…。マフィア映画並みの抗争と謀略に満ちた国際経済の闇を描いた硬派なポリティカル・サスペンス。スタイリッシュでスリリングな演出が受け、ベルモンドの新境地としてフランスで高く評価された。日本では長らく観ることが困難な幻の傑作とされていたが、約48年ぶりに日本劇場公開となる。

カトマンズの男
Les Tribulations d’un Chinois en Chine/1965/仏、伊/109分/監督:フィリップ・ド・ブロカ/出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ウルスラ・アンドレス、ジャン・ロシュフォール
投票では第4位となった本作!『リオの男』と双璧をなす、人気絶頂期コンビフィリップ・ド・ブロカ監督とジャン=ポール・ベルモンドコンビの最高峰。香港、インド、ネパール、マレーシアと今度はアジアをまたにかけ、よりスケールの大きな冒険とロマンに挑んだ傑作大活劇。主人公が海外で大暴れする世界中のアクション・コメディのひな型として受け継がれたのはもちろんだが、『リオの男』以上に危険なアクション、息もつかせぬスピード感とナンセンスな笑いの連続で突っ走るエンタテインメント巨編!

エースの中のエース
L’As des As/1982/仏、西独/104分/監督:ジェラール・ウーリー/出演:ジャン=ポール・ベルモンド、マリー=フランス・ピジェ、ギュンター・マイスナー
以前の特集で上映した『大頭脳』ジェラール・ウーリー監督とベルモンドの再タッグ作。最大のヒットメイカーにしてフレンチ・コメディの大巨匠が戦争アクション・コメディ大作を作り上げる!素晴らしいドタバタ劇を披露した『大頭脳』に続き、今作では1936年のベルリン五輪を舞台に、大爆笑を誘ってくれる。日本では劇場未公開、VHS化後はDVDになることもなかった隠れざる名作が、HDリマスター版で日本劇場公開!

アマゾンの男
Amazone/2000/仏、西/89分/監督:フィリップ・ド・ブロカ/出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アリエル・ドンバーン、パトリック・プシテー
『リオの男』から36年!アマゾン川流域を舞台に、『リオの男』へのセルフオマージュたっぷりに繰り広げる、ベルモンド映画史上最も奇想天外な冒険アクション・コメディ!フランス公開時は、時代遅れと無視されて話題にならなかったものの、ベルモンドらしい冒険心とド・ブロカ監督ならではの愛と優しさに満ちた唯一無二のファンタジー・コメディの快作として、再発見されるべき作品。

05
21
06
10
  • 2021-05-21 - 2021-06-10
  • 00:00
  • 1,400円均一(障がい者割引をのぞき、各種割引サービス適応外)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
    〒 600-8411
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