第8回「哲学の夕べ」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を鑑み、アンスティチュ・フランセ東京で予定していたプログラムを変更し、今年のテーマ「植物の生」の発端となった、哲学者エマヌエーレ・コッチャによる著作『植物の生の哲学』や、コッチャの哲学に関連したトークイベントをオンラインで開催いたします。

エマヌエーレ・コッチャ著『植物の生の哲学』は、哲学がほとんど扱ってこなかった世界を探求しています。生命や世界の新しい概念を本書は私たちに提示します。植物によって世界は可能なものとなり、可能であり続けているのです。そして世界はその息吹で構成されています。
この考察は、世界がいま直面している環境問題や保健衛生危機の只中において、その意味をより一層増しています。この世界を構成しているあらゆる形態の生との関係性の中にある私たちの生を、理解する手立てとなります。

トークの前半はエマヌエーレ・コッチャが、本書についての紹介と哲学者・星野太からの三つの質問に答えます。後半は星野太と写真家・山本渉が、コッチャの思想やアートとの接点について対談します。


日時 : 6月28日(日)16時~17時30分(その後もアーカイブでご覧いただけます)
配信:アンスティチュ・フランセ日本の Youtube チャンネル
言語 : 日本語(フランス語の発言は字幕付き)
無料・予約不要
協力:勁草書房

詳しくはアンスティチュ・フランセ東京のこちらから

 

 

 

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28
  • 2020-06-28 - 2020-06-28
  • 16:00 - 17:30