トマ・マチューは、ストリート・ハラスメント、マチズモ、性差別といった問題に関連する女性の証言をイラストで表現しています。日本語版の翻訳者と著者が意見を交換します。
イベント後にはサイン会を開催する予定です。
トマ・マチュー
ブリュッセルのサン・リュック高等美術学校でバンド・デシネを専攻。2013 年から、「クロコダイル・プロジェクト」のクリエイターとして、日常的に繰り広げられる女性差別や街中でのハラスメントを、男たちをワニに擬人化し漫画にしている。この本のほか“Les Crocodiles sont toujours là”(Casterman, 2019 /クロコダイル第2巻、ワニは近くに潜んでいる)、“Le Féminisme”(Le Lombard, 2016 /フェミニズム)、“Le Secret des Cailloux qui Brillent”(2018 /輝く石の秘密)、“Le genre, cet obscur objet du désordre”(Casterman, 2021 / ジェンダー、風紀を乱す闇のもの)。
*日本語の題名は全て仮訳
リボアル堀井なみの
京都精華大学人文学部卒業。ノルウェー オスロ大学サマースクールで「北欧における男女平等」「平和学」を、フランス ソルボンヌ・ヌーヴェル パリ第3大学でフランス語を学ぶ。2022年に女性史を振返る演劇「ミモザウェイズ1910-2020」を日仏協働製作。国連女性差別撤廃条約の研究と普及を目指す「国際女性の地位協会」理事。
コザ・アリーン
北フランスのリール生まれ。1986年から京都在住。30年にわたり幅広く翻訳の仕事にかかわってきた。共訳に、シンディウェ・マゴナ『母から母へ』(現代企画室)、エステル・デュフロ『貧困と闘う知』(みすず書房)、ITO Shiori, La boîte noire (Éditions Picquier)など。
フランス語、日本語逐次通訳付 入場無料
主催:アンスティチュ・フランセ関西
共催:京都外国語大学
支援:ベルギー王国フランス語共同体政府国際交流振興庁
協力:鴨川出版 Mimoza Ways Womenʼs rights theatre cultural exchange between Japan and France

助成: 笹川日仏財団

10
20
  • 2022-10-20 - 2022-10-20
  • 14:00 - 15:30
  • 入場無料
  • 京都外国語大学 1号館171教室
    西院笠目町6 京都市右京区