昨年パリのシネマテーク・フランセーズで開催され大成功をおさめたジャック・ドゥミ展がいよいよ東京国立美術館フィルムセンターにて開催されます。現実とスペクタクル、おとぎ話、伝説との境界、あるいは思春期から大人への境界、ある場所から別の場所への境界で、出逢い、すれ違い、別れ、そして再会する人々の運命が交差し、特権的な瞬間が生まれるドゥミの世界。しかしフランス映画史の中でも最も独創的なジャック・ドゥミの映画世界は、上映された数本の代表作以外、日本ではいまだその全貌が知られていません。同展覧会によってその奥深く、多様なドゥミの世界が紹介されるのを機に、デジタル修復された作品、あるいは日本で上映される機会があまりない珍しい作品をアンスティチュ・フランセ東京にて上映します。シネマテーク・フランセーズのキュレーターで「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」展覧会コミッショナー、映画評論家のマチュー・オルレアンによるレクチャーも予定しております。

 

 

ジャック・ドゥミ Jacques Demy
1931年6月5日、フランスのロワール・アトランティック県ポン・シャトー生まれ。子供の頃から人形劇を自作自演してみたり、幻燈を作ったりしながら、ごく自然に映画の世界へと導かれてゆく。49年にパリに出て、写真映画学校に通った後、フランス・アニメーションの父、ポール・グリモーらの助監督をつとめる。56年に短編処女作「ロワール渓谷の木靴職人」を撮り、以後59年までに5本の短編作品を手掛ける。60年に待望の長編処女作『ローラ』を発表。低予算ながら、後のドゥミ映画の要素を凝縮した作品で、「ヌーヴェルヴァーグの真珠」と称えられる。62年1月9日に女流監督アニエス・ヴァルダと結婚。63年には、忘れがたい名作『シェルブールの雨傘』を発表。64年カンヌ映画祭グランプリを受賞し、世界的に大ヒットした。本作主演のカトリーヌ・ドヌーヴもこの作品によって、一躍その美しさ、才能が知られるようになる。ついでドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックの姉妹主演の『ロシュフォールの恋人たち』(66)を監督。69年には初のアメリカでの作品『モデル・ショップ』を撮る。79年には池田理代子原作のコミック『ベルサイユのばら』を撮るが、フランスではいまだ未公開であり、幻の作品となっている。『都会のひと部屋』(82)ではあらたにドミニク・サンダをヒロインに迎え、故郷ナントを舞台にしたミュージカルを撮る。遺作となった『想い出のマルセイユ』では、長年ドゥミとの仕事を切望していたイヴ・モンタンを主演に迎える。1990年10月27日、映画に包まれたその生涯を閉じる。享年59歳。

 

マチュー・オルレアン Matthieu Orléan
シネマテーク・フランセーズの企画協力者であり、これまでに2013年に大成功を収めたジャック・ドゥミ展のコミッショナーを務めたほか、「アルモドバル展」「デニス・ホッパーとアメリカン・ニューシネマ展」なども担当している。映画評論家として「ポール・ヴェキアリ、映画の家」(ロィユ社、2011年)を発表。

 

展覧会情報:
「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」
会期:2014年8月28日(木)~12月14日(日)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室

 

ちらしを以下からダウンロード

 

 

 

 

 

09
13
09
26
開場:20分前
一般:1200円 学生:800円 会員:500円
アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
チケット販売時間:上映当日各回の1時間前から上映開始20分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせて頂きます。上映開始20分後の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。



ジャック・ドゥミ、映画の夢

2014-09-13 - 2014-09-26 ジャック・ドゥミ、映画の夢
2014-09-13 『パーキング』
2014-09-13 『都会のひと部屋』
2014-09-13 『想い出のマルセイユ』
2014-09-14 『天使の入江』
2014-09-14 『パーキング』
2014-09-19 『都会のひと部屋』
2014-09-20 『ローラ』
2014-09-20 『モデル・ショップ』
2014-09-20 『天使の入江』
2014-09-21 『ローラ』
2014-09-21 『モデル・ショップ』※上映後、マチュー・オルレアンによるレクチャーあり。
2014-09-26 『想い出のマルセイユ』

 

昨年パリのシネマテーク・フランセーズで開催され大成功をおさめたジャック・ドゥミ展がいよいよ東京国立美術館フィルムセンターにて開催されます。現実とスペクタクル、おとぎ話、伝説との境界、あるいは思春期から大人への境界、ある場所から別の場所への境界で、出逢い、すれ違い、別れ、そして再会する人々の運命が交差し、特権的な瞬間が生まれるドゥミの世界。しかしフランス映画史の中でも最も独創的なジャック・ドゥミの映画世界は、上映された数本の代表作以外、日本ではいまだその全貌が知られていません。同展覧会によってその奥深く、多様なドゥミの世界が紹介されるのを機に、デジタル修復された作品、あるいは日本で上映される機会があまりない珍しい作品をアンスティチュ・フランセ東京にて上映します。シネマテーク・フランセーズのキュレーターで「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」展覧会コミッショナー、映画評論家のマチュー・オルレアンによるレクチャーも予定しております。

 

 

ジャック・ドゥミ Jacques Demy
1931年6月5日、フランスのロワール・アトランティック県ポン・シャトー生まれ。子供の頃から人形劇を自作自演してみたり、幻燈を作ったりしながら、ごく自然に映画の世界へと導かれてゆく。49年にパリに出て、写真映画学校に通った後、フランス・アニメーションの父、ポール・グリモーらの助監督をつとめる。56年に短編処女作「ロワール渓谷の木靴職人」を撮り、以後59年までに5本の短編作品を手掛ける。60年に待望の長編処女作『ローラ』を発表。低予算ながら、後のドゥミ映画の要素を凝縮した作品で、「ヌーヴェルヴァーグの真珠」と称えられる。62年1月9日に女流監督アニエス・ヴァルダと結婚。63年には、忘れがたい名作『シェルブールの雨傘』を発表。64年カンヌ映画祭グランプリを受賞し、世界的に大ヒットした。本作主演のカトリーヌ・ドヌーヴもこの作品によって、一躍その美しさ、才能が知られるようになる。ついでドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックの姉妹主演の『ロシュフォールの恋人たち』(66)を監督。69年には初のアメリカでの作品『モデル・ショップ』を撮る。79年には池田理代子原作のコミック『ベルサイユのばら』を撮るが、フランスではいまだ未公開であり、幻の作品となっている。『都会のひと部屋』(82)ではあらたにドミニク・サンダをヒロインに迎え、故郷ナントを舞台にしたミュージカルを撮る。遺作となった『想い出のマルセイユ』では、長年ドゥミとの仕事を切望していたイヴ・モンタンを主演に迎える。1990年10月27日、映画に包まれたその生涯を閉じる。享年59歳。

 

マチュー・オルレアン Matthieu Orléan
シネマテーク・フランセーズの企画協力者であり、これまでに2013年に大成功を収めたジャック・ドゥミ展のコミッショナーを務めたほか、「アルモドバル展」「デニス・ホッパーとアメリカン・ニューシネマ展」なども担当している。映画評論家として「ポール・ヴェキアリ、映画の家」(ロィユ社、2011年)を発表。

 

 

 

 

09
13
09
26
開場:20分前
一般:1200円 学生:800円 会員:500円
アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
チケット販売時間:上映当日各回の1時間前から上映開始20分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせて頂きます。上映開始20分後の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。


アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〒 162-8415
東京都 新宿区市谷船河原町 15