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『Practicable』(MIT出版) 出版記念 講演会
登壇者:サミュエル・ビアンキーニ、クリストフ・シャルル、
ドミニック・キュナン、藤幡正樹、明貫紘子(遠隔出演)
2017年3月17日(金)19時
アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ

 

日時:2017年3月17日(金)19時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場無料
※開演1時間前より整理券を配布いたします。
同時通訳付
予約:Peatix

観客が物理的に参加することによって実現するアートワークを、どのように理解すればよいだろうか?インタラクティブ・テクノロジーが大きな影響力を持つ現代社会で、ユーザーの経験という概念がますます重要になる今日、アートワークとその観客との関係性は芸術的かつ実践的な経験の上に成り立つが、この関係性をどのように分析することができるだろうか。
「瞑想すること」と「使用すること」という、一見したところ対照的な二つの活動の間で、本書『Practicable』は三つ目のあり方を提案する。「プラクティカブル」なアートワーク、つまり観客の行為のためでもあり、観客の行為とともにあるアートワークを提案する。今日、クリエーションはデジタル・テクノロジーを利用することが非常に多いが、20世紀半ばからアーティストたちは観客参加型の作品を作ってきた。本書では、批評家、思想家、アーティストたちが様々な視点や観点を提案し、プラクティカブル・アートについて思考し、過去数十年の多彩な芸術作品を分析し、考証する。
本書はコンテンポラリーアートの原理に立ち戻り、最新のテクノロジーを取り入れた作品を含む、50年代から今日にいたるを作品を取り扱う。その際、テクノロジーを媒介とするアートとそうではないアートを区別することはしない。本書は歴史的、人文科学・社会科学的アプローチを採用しながら、参加を促すような戦略を持つ芸術運動や傾向を分析する。
また、パフォーマンスや展覧会の分野にも言及する。マリナ・アブラモヴィッチ、ジャネット・カーディフ、リジア・クラーク、ピオトル・コワルスキー、ロバート・モリス、デイヴィッド・ロクビィ、クシュシトフ・ウディチコ、山口勝弘といったアーティストの重要な作品分析や、マット・アダムズ、ブラスト・セオリー、クレア・ビショップ、ニコラ・ブリオー、藤幡正樹、トーマス・ヒルシュホルン、ブルーノ・ラトゥール、三上晴子、フランツ・エアハルド・ヴァルター等、重要なアーティストや理論家のインタビューを採録する。

3月17日の講演会では、書籍『Practicable』の著者・監修者や寄稿者が登壇し、プラクティカブル・アートについてのそれぞれのアプローチや、日本のコンテンポラリーアートシーンでの実践について討論します。

 

書籍についての詳細
https://mitpress.mit.edu/books/practicable

本講演会は、故三上晴子氏に捧げられています。
協力:EnsadLab、Laboratoire de l’École nationale supérieure des Arts Décoratifs、PSL Research University(パリ)

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17
  • 2017-03-17 - 2017-03-17
  • 19:00
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    東京都 新宿区市谷船河原町 15

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