Djihad

日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol.20
登壇:イスマエル・サイディ(劇作家・演出家)×瀬戸山美咲(劇作家・演出家)×森千香子(社会学者)

 

日時:2018年6月25日(月)19時~21時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場料:一般1000円、学生・会員無料
(鼎談は同時通訳付)

 

第20回目のル・ラボでは、彩の国さいたま芸術劇場にて6月23日より上演が始まる『ジハード ーDjihadー』の作者イスマエル・サイディ氏と、日本版の演出を担当する瀬戸山美咲氏、そしてフランスの郊外・都市社会問題を研究する森千香子氏を迎えます。2014年のベルギーでの初演後、多くの議論と共感を呼び、現在もヨーロッパ各地で上演が続く本作の紹介をとおして、移民社会の抱える問題や若者のアイデンティティについて考えます。


イスマエル・サイディ Ismaël Saidi

劇作家、演出家、俳優。1976年、モロッコ系移民の子として、ベルギー首都圏のサン=ジョス=タン=ノードで生まれ、ブリュッセル近郊のスカールベークで育つ。広報学、社会科学を大学で学んだのち、映画の脚本執筆、監督を手掛ける。2013年11月に劇場公開された長編映画『モロッコのジゴロたち Morrocan Gogolo’s』は、フランス語圏ベルギーのボックス・オフィスを席巻し、第五回マグリット映画賞を受賞した。『ジハード』は彼の三作目の戯曲であり、アヴィニョン・フェスティヴァルで成功した作品『これはもうカップルじゃない』に続く注目作である。

瀬戸山美咲

劇作家、演出家。1977年、東京都生まれ。2001年、ミナモザを旗揚げ。2016年、『彼らの敵』で第23回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。劇団外の活動に『埒もなく汚れなく』『始まりのアンティゴネ』(ともに作・演出)、『グリーンマイル』(上演台本・演出)など。コミュニティの人々とつくる演劇にも継続的に携わる。また、『アズミ・ハルコは行方不明』、『リバーズ・エッジ』などの映画脚本も手掛ける。国際演劇協会主催の「紛争地域から生まれた演劇」でのリーディング上演の演出を経て、今回、さいたまネクスト・シアターØで『ジハードDjihad』の演出を手がける。

 

森千香子
一橋大学大学院社会学研究科准教授。パリ政治学院・国際研究センター(CERI)アソシエート・フェロー。朝日新聞論壇委員。フランス社会科学高等研究院博士課程修了。博士(社会学)。国際社会学、都市社会学、レイシズム研究専攻。南山大学外国語学部専任講師,同准教授、一橋大学大学院法学研究科准教授、プリンストン大学移民開発研究センター客員研究員などを歴任。著書に、『排除と抵抗の郊外ーーフランス<移民>集住地域の形成と変容』(東京大学出版会、2016年)、『国境政策のパラドクス』(共編著・勁草書房、2014年)他がある。

 

saitama関連イベント
さいたまネクスト・シアターØ(ゼロ)世界最前線の演劇1 [ベルギー]
『ジハード ―Djihad― 』
作:イスマエル・サイディ
翻訳:田ノ口誠悟
演出:瀬戸山美咲

2018年6月23日(土)~7月1日(日)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO (大稽古場)
詳細はこちら

 

「ル・ラボ」とは?
2015年春よりスタートした対談シリーズ。
日本とフランスのアーティストや思想家、批評家等を迎え、日本とフランスにおける現代の課題について考察し、創造的交流の創出を目指す試みです。ビジュアルアート、舞台芸術、映画や批評等、学際的な幅広いジャンルにおける現代のクリエーションについて議論し、新たな複数の視点を提案します。
また「ル・ラボ」に登壇するフランス人アーティストや思想家たちの、日本との出会いの足跡をアーカイブとして残していきます。

 

協力:彩の国さいたま芸術劇場

06
25
  • 2018-06-25 - 2018-06-25
  • 19:00 - 21:00
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    東京都 新宿区市谷船河原町 15