今年のフランコフォニー月間では、フランス語圏における女性達を特集します。
開催日:4月23日(土)
会場:アンスティチュ・フランセ関西ー京都
13:30~14:30 遊郭 春駒日記 日仏朗読会(朗読、質疑応答)

1926年、吉原遊廓から逃走し廃業した娼妓春駒は、日記をもとに一冊の本を発行しました。
その本に描かれた遊廓病院の女性たちの物語を、フランス語に翻訳して朗読します。
山家悠平:女性史研究家。春駒日記の翻案を担当。
吉原病院にて
原作:森光子「娼妓の出世」『春駒日記』(1927)文化生活研
翻案:山家悠平
【冒頭部分の紹介】日本の社会において女性たちを集めて売春をさせる遊里が最初に形
その遊廓で働いていた春駒という娼妓(娼婦)は2冊の本を出版し
ここで朗読するのは、2冊目の『春駒日記』に収録された吉原病院
1:30PM
1)レベッカ・ジェニスン 挨拶 約3分
2)山家 悠平 主旨説明3分
通訳 アリーン コザ
3)朗読 (40分)
フランス語朗読 アリーン・コザ
日本語朗読 山家 悠平 リボアル堀井なみの
4)質疑応答 5~10分
2:30PM終了
入場無料・日仏逐次通訳付き・予約不要
主催:日仏女性の人権架け橋 ミモザ実行委員会
15:00~16:30 フランスのフェミニズムのテキストとスローガンを日本語に翻訳しましょう
※フライヤーには「仏語に翻訳しましょう」と記載されていますが、正しくは「日本語に翻訳しましょう」です。
日本と同様フランス語圏でも、フェミニズム運動のなかで、多様で個性的なさまざまなテキストやスローガンが生み出されてきました。今回のマスタークラスでは、ヴィルジニー・デパントによるカルト的人気を誇るフェミニズム・エッセイ『キングコング・セオリー』の訳者 ・相川千尋が、フランス語圏のフェミニズムの言葉を歴史的背景とともに紹介します。翻訳の際に必要な調査や推敲の仕方、ふさわしい文体や言葉の選び方について一緒に考えましょう。
※参加者にはあらかじめ、マスタークラスで取り上げるテキストを配布しますが、事前に訳して頂かなくても大丈夫です。
※お席に余裕があれば、フランス語の知識の有無を問わず、フランス語圏のフェミニズムに興味のある方も歓迎致します。
参加無料・WEBサイトより4月16日(土)までにご予約下さい(定員あり)
17:00~18:00 絵本『ママンー世界中の母のきもち』を囲んでのオンライン対談:エレーヌ・デルフォルジュ(著者)、相川千尋(司会)によるトークショー
『ママンー世界中の母のきもち』は、世界中の母親像を描く絵本。まったく異なるようでいて、とても似通っている女性達の姿を、詩情と思いやりを込めて紹介しています。対談者達はフェミニズム、母性をテーマに意見を交わします。
Mijade出版とPIE Internationalの協力のもと、イラストの展示(5月7日まで)と書籍の販売も行います。
オンラインでもご参加頂けます : https://us06web.zoom.us/j/89350915345
参加無料・日仏逐次通訳付き
ーーーーーーーーーーー 関連イベントのご紹介 ーーーーーーーーーーー
大垣書店とアンスティチュ・フランセ関西の合同企画第1弾!
相川千尋さんトーク&サイン会
フェミニスト翻訳者・相川千尋さんをお招きし、詩集『真っ赤な口紅をぬって』(新泉社刊)について、またフランスのフェミニズム本出版事情についてお話しいただきます。トークイベント終了後、サイン会も開催。会場にて相川千尋さんの翻訳本ご購入いただくとご参加いただけます。
◆日時:2022年 4月24日(日)14時~(受付13時半~)
◆会場:京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78SUINA室町1F
大垣書店京都本店イベントスペース「ー催ー」
◆定員:トーク 先着15名、サイン会 30名
参加無料・当日参加可(予約優先)
詳細はこちら(大垣書店WEBサイト)
【お問い合わせ】大垣書店京都本店 075-746-2211
- 2022-04-23 - 2022-04-23
- 13:30 - 18:00
- 入場無料
- 075-761-2105
-
アンスティチュ・フランセ関西―京都
〒 606-8301
吉田泉殿町8 京都市左京区 京都府
<< フランコフォニー月間 2022