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対談 カメル・ダ-ウドと小野正嗣

 

カメル・ダ-ウドと芥川賞と三島由紀夫賞受賞作家の小野正嗣は、ともにアルべ-ル・カミュの作品を良く知る作家です。今回の対談は、二人の作家の作品に、カミュのノーベル文学賞作品が、そしてフランス文学の遺産が残したものについて語りあっていただく良い機会となるでしょう。司会はカメル・ターウドの作品の翻訳者であり鹿児島大学准教授の鵜戸聡が務めます。イベント後にサイン会が行われます。

カメル・ダーウド

カメル・ダ-ウドは、1970年にモスタガネムで生まれた、アルジェリア人のジャーナリスト、小説家。政治活動に積極的なジャーナリストでもあり、率直な物言いと明晰な思考による分析力で知られる。アルジェリアのフランス語日刊紙、「コティディアン・ドラン」(オラン日報)などをはじめ、複数の雑誌、新聞にコラムを執筆している。ダウドのデビュー作、『ムルソー再捜査』は、カミュの『異邦人』に呼応したオマージュ的な作品で、2013年にアルジェリアで出版され、その翌年にはフランスで出版された。文芸評論家は一斉にこの作品を賞賛した『もうひとつの『異邦人』-ムルソー再捜査』は2014年にゴンクール賞最終候補作に残り、2015年に、ゴンクール処女小説賞を受賞した)。この小説は、世界35カ国語に翻訳され、日本語でも翻訳されて2019年に水声社から出版された。ダ-ウドはまた、複数の短編集を出版しており、さらに最近では、小説『ザブルまたは詩篇』(Actes Sud 2017)、『女をむさぼり食う画家』(Stock 2018)を二作品発表している。

対談

日時|11月10日(日)16 :00-18:00
会場|アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ(東京都新宿区市谷船河原町15)
入場無料・要予約|03-5206-2560
お問合せ|アンスティチュ・フランセ日本 東京 (メディアテーク : 03-5206-2560)
言語|日本語、フランス語(同時通訳付)

 

BunkamuraWEBサイト内『Bunkamuraドゥマゴ文学賞』のページにて連載中のエッセイ「フランス文学の愉しみ」にて、『もうひとつの『異邦人』-ムルソー再捜査』の紹介記事を掲載中です。是非ご一読ください。

 

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  • 2019-11-10 - 2019-11-10
  • 16:00 - 18:00
  • 11月10日(日)16 :00-18:00 
  • 入場無料・要予約
  • 日本語、フランス語(同時通訳付)
  • 03-5206-2560
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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