オープニング・レセプション

FOOD+MUSIC+DANCE

Festival Saisonセゾン Rouge・ルージュ 2019の幕開けを飾るのは、新しい渋谷のランドマーク、渋谷ストリームエクセルホテル東急でのレセプションイベント。本フェスティバルに参加予定のアーティストたちの競演とTORRENT シェフとフランス人シェフによる、多様性を表現したメニューとヴァンナチュールでおもてなしします。

招聘シェフによる特別メニューを渋谷の新名所、渋谷ストリームエクセルホテル東急で楽しみながら、本フェスティバルの出演者が一堂に会すスペシャルな夜。

さらに、フランスは、世界最大のVR イベント｢LAVAL VIRTUAL｣に代表するように、VRコンテンツの制作の先進国でもあります。テクノロジートレンドやクリエイターたちの独創的な世界観に触れられるVRコーナーを設け、来場者はVR体験を通じフランスを感じることができます。

アクラム・ベナラル（AKRAME）

日本でも公開されたドキュメンタリー映画『El Bulliの秘密　世界一予約の取れないレストラン』の題材となった“世界一予約の取れないレストラン”として有名なスペインのEl Bulli（エルブジ）やPierre Gagnaire（ピエール・ガニエール）で修業を積む。若き天才家と世界中から注目を集めるアクラムは2011年に自身の名を冠したレストラン『Akrame（アクラム）』をパリの16区、凱旋門から程ない一角にオープンした。

翌年には代表的なグルメガイドLes Guide Pudlo Parisにて、2012年度のLes Tremplins Le Chefのひとりに堂々選ばれている。『Akrame』で振る舞われる料理は、2011年に惜しまれながら閉店となったEl Bulliの料理を彷彿させる独創性と驚きを提供しているといわれ、その評価も素晴らしく、開店からわずか3年しか経たない2014年のミシュランで二つ星に認定された。現在モダンフレンチ界で注目を集める新進気鋭のシェフ。

そして2015年に香港の『Akrame』も続いてミシュラン二つ星の栄冠を獲得することとなる。惜しまれながらも、16区のレストランを2017年にクローズさせた後は、マドレーヌにほど近いロケーションに新店をオープンさせ、こちらでも、すぐさま星を獲得するなどその名前は才能のトレードマークとさえなった。その斬新で刺激的なアイディアと常に先端を行く若きシェフの独創性は『Akrame』を訪れるものを魅了し続けている。

長妻信人(TORRENT)

23歳で渡仏、本場フランス料理を各地で学んだ後、東急ホテルズの旗艦ホテルであるセルリアンタワー東急ホテルに入社。技術研鑽の為料理コンクールにも積極的に出場しグランプリをはじめ多数入賞後、40階メインダイニング「クーカーニョ」のシェフを9年間務める。その技術と才能で多数の著名人を魅了し、「日本を感じさせる」スタイリッシュな料理を発信。

共催：渋谷ストリームエクセルホテル東急

VRコーナー　

日本ではとりわけPlay Stationによって、ビデオゲームの世界でよく見られますが、フランスでは同時に芸術作品（フィクション、ドキュメンタリー、演劇・ダンスの録画、インタラクティブを用いた展示、遺跡など）のクリエーションに用いるメディアとしても大いに開発が進んでいます。
数年前から、VRは多くの分野で発展を遂げてきましたが、まだ完全には手の届く範囲のものにはなっておらず、あらゆる人々が精通している、というわけではありません。ビデオゲームファンを除くと、この革新的な新技術に接する機会はまだそれほど豊富ではないのが現状です。今回の「VRコーナー」は、一般の観客に向けてVRを紹介し、フランスにおける製作の多様性を強調する一連のコンテンツを提供する機会となるでしょう。本展示の一部はアンスティチュ・フランセパリ本部による協力とCultureVRのプロジェクトによって構成されています。

上映作品：

–『世界一かわいい映画』　ドキュメンタリー
動物保護への啓発と世界の風景の紹介。

–『分点と至点』　ドキュメンタリー
動物保護への啓発と世界の風景の紹介。

–『ライフライン』　フィクション
（2017年／監督：ビクター・ミケロ）
恋愛感情の誕生について。