渋谷慶一郎、初音ミクによる 新作オペラ「THE END」のパリ公演が決定!

会場|Bunkamuraオーチャードホール
公演日程|5月23日(木)19:00開演/5月24日(金)15:00開演、19:00開演

 

「THE END」は、音楽家/アーティストの渋谷慶一郎と、演出家/演劇作家の岡田利規、映像作家のYKBX他、時代の先端を担う気鋭のアーティストによるコラボレーション作品として誕生した新作オペラです。
この作品は人間不在のオペラ、つまり従来のオペラの中心となるオペラ歌手やオーケストラなどは一切登場せず、初音ミクとボーカロイドによるアリアやレチタティーボ、コンピュータによる音響、映像によって物語が展開していきます。
クラシックやオペラの殿堂オーチャードホールに10.2チャンネルのサラウンド音響と1万ルーメンを超える高解像度プロジェクター7台を持ち込み、言わば電子の要塞化されたデジタルな環境の中で「わたしは死ぬの?」と自問するミクの旅が始まります。
ここでは「死とは何か?」「終わりとは何か?」といった伝統的なオペラでみられる悲劇の構造を初音ミクを媒介にして現代に読み替えるという試みがなされています。

また、本作では初音ミクのためにルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクター、マーク・ジェイコブスと彼のスタジオチームが衣裳提供していることも大きな話題となっています。
2013年春夏コレクションをもとに、初音ミクの体型や、彼女の持つ独特な雰囲気にあわせてデザインしたオリジナル作品で、印象的なダミエの衣裳を身に付けた初音ミクがデジタライズされた映像は、極めて現代的であると同時に全く新しい初音ミク像を提示した、前代未聞のスペシャル・コラボレーションとなっています。
また、舞台美術をレム・コールハースのニューヨーク事務所の代表でもある、建築家・重松象平が手がけていることも注目されています。

物語を予感させる印象的なキービジュアルはYKBXによる描き下しのイラストを吉田ユニがアートディレクションしています。

 

5月23・24日の東京公演に続いて 11 月 13・15 日にフランス・パリの シャトレ座での公演が決定致しました!

シャ トレ座はパリの文化的中心とも言える劇場で、1862 年に建立された客席数 2014 の大劇場・オペラハウスです。オペラ、バレエ、コンテンポラリーダンス、ミュージカル、クラシック・コンサートに使われることが多く、最近では坂東玉三郎 公演が大きな話題となりました。セーヌ川右岸に建つ馬蹄形の4 階席、2014 席の大劇場にコンピュータ制御による10.2 チャ ンネルのサラウンド音響と 1 万ルーメンを超える高解像度プロジェクター 7 台を持ち込み、 ボーカロイド・初音ミクがアリアを歌うという前代未聞の公演になります。
ルイ・ヴィトンの衣装協力によって実現されたスペシャルコラボレーションよる、渋谷慶一郎+初音ミクのオペラが大きなセンセーションを巻き起こすことは必至、改めて東京公演は見逃せない「事件」となるでしょう。
近日中にシャトレ座公式ホームページにて、公演概要がアップされる予定です。

 

●スタッフ
コンセプト:渋谷慶一郎、岡田利規
音楽:渋谷慶一郎
台本:岡田利規、渋谷慶一郎
共同演出:渋谷慶一郎、YKBX、岡田利規
舞台美術:重松象平
映像:YKBX
音響プログラム:evala
音響:金森祥之
ボーカロイド・プログラム:ピノキオP
テクニカル・サポート:筒井真佐人
プロデューサー:東市篤憲(A4A)

 

●出演
渋谷慶一郎、初音ミク

●チケット情報
料金:プラチナ席(プログラム付)¥10,000 S¥7,500 A¥5,000 B¥3,000(税込)
○Bunkamuraチケットセンター<10:00~17:30> 03-3477-9999
○Bunkamuraチケットカウンター <10:00~19:00>
オンラインチケット

 

 

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05
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  • 2013-05-23 - 2013-05-24
  • 19:00
  • 03-3477-9999(Bunkamuraチケットセンター)
  • Bunkamuraオーチャードホール
    渋谷区道玄坂2-24-1 東京都