展覧会でめぐるフランスの地方 ― ブルターニュと南仏　講師：袴田紘代、岡坂桜子、中村萌恵（アートのアトリエ）

クロード・モネ《ポールドモワの洞窟》1886年　油彩／カンヴァス　茨城県近代美術館蔵

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展覧会でめぐるフランスの地方 ― ブルターニュと南仏
講師：袴田紘代（国立西洋美術館）、岡坂桜子（ＳＯＭＰＯ美術館）、中村萌恵（DIC川村記念美術館）

日程：4月11日 (火)、4月18日(火)、4月25日(火)、5月9日(火)、5月16日(火)、5月23日(火)

時間：19時～20時30分
※対面・オンライン受講、どちらも可能

料金：各回 2,000円
全6回を通しでお申込みの場合は 11,400円

登録締切：各回実施日の３日前まで
各回 定員40名

ご注意：月曜日は弊館受付での登録はできませんのでご注意ください。（オンライン登録は休館日でも可能です）

この春、フランスの地方と芸術の関係をめぐる展覧会が首都圏の美術館３館で開催されます。「憧憬の地 ブルターニュ」展（国立西洋美術館）、「ブルターニュの光と風」展（ＳＯＭＰＯ美術館）、そして「芸術家たちの南仏」展（DIC川村記念美術館）です。
ケルトの遺産をとどめ、厳しくも美しい自然に恵まれたブルターニュ地方は、19世紀はじめから芸術家を惹きつけ、サロンで活躍する画家から印象派、ゴーガンら多様な作家に着想を与えました。一方、地中海を望み、まばゆい光に満ちた南仏は、19世紀末から20世紀にかけてピカソやマティスら多くの芸術家の移住／亡命先となり、豊かな創作活動が展開します。
６回の講義では、各館の担当学芸員が展覧会をご紹介するとともに、美術作品をとおして皆さんをブルターニュと南仏の旅へとお誘いします。

※使用言語は日本語です。
※聴講システムはございません。
※対面授業とオンラインを選択できます。
※授業の録画や資料の配布は行いません。

講座のテーマと担当講師：

第１回：4月11日 (火)　講師：袴田紘代
ロマン主義のブルターニュ「発見」から印象派世代まで
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第２回：4月18日(火)　講師：袴田紘代
19世紀末、ポスト印象派画家たちとブルターニュ
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第３回：4月25日(火)　講師：岡坂桜子
19世紀のサロン画家たちが描いたブルターニュの3つの風景
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第４回：5月9日(火)　講師：岡坂桜子
ブルターニュに集う芸術家たち：20世紀の画家たちを中心に
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第５回：5月16日(火)　講師：中村萌恵
南仏と芸術家の関係
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第６回：5月23日(火)　講師：中村萌恵
南仏のアトリエ：20世紀の巨匠たちの晩年
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講師：

袴田紘代（はかまた ひろよ）

パリ第十大学修士課程・東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了、博士（美術）。現在国立西洋美術館主任研究員。専門は近代フランス美術。国立西洋美術館では「北斎とジャポニスム」展、「モーリス・ドニの素描」展、「憧憬の地 ブルターニュ」展などを担当。武蔵野美術大学非常勤講師も務める。

岡坂桜子（おかさか さくらこ）

パリ第十大学修士課程修了、東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了、博士（美術）。現在ＳＯＭＰＯ美術館学芸員。専門は19・20世紀フランスの絵画、タピスリー。ＳＯＭＰＯ美術館では「シダネルとマルタン」展、「ブルターニュの光と風」展などを担当。

中村萌恵（なかむら もえ）

東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、修士（学術）、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍中。現在DIC川村記念美術館学芸員。専門は近代フランス美術。DIC川村記念美術館では、「コレクションViewpoint　クリストとジャンヌ゠クロード―包む、覆う、積み上げる」展、「芸術家たちの南仏」展などを担当。

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