読書の秋2012 「都市とユートピア」 伊東豊雄、仲原正治、フランソワ・スクイテン、ブノワ・ペータース　司会：マニュエル・タルディッツ

どのように理想の都市を想像し、どのように可能性を広げていくか？『闇の国々』シリーズ（小学館集英社プロダクション）をはじめ、パラレルワールドや現実の巨大都市に存在する夢幻世界の描写で絶大な人気を誇る、BD（バンド・デシネ）の伝説的な作家、フランソワ・スクイテンとブノワ・ペータースが来日。ヴェネツィア・ビエンナーレ「金獅子賞」（2002年）など多くの賞を受賞し、世界的に高い評価を受けている建築家、伊東豊雄、横浜市職員として横浜赤レンガ倉庫のオープニングや文化芸術創造都市事業など、数々の重要な文化政策としての都市計画に携わった仲原正治と共に語ります。司会に『Tokyo – Portraits & Fictions』の著者、マニュエル・タルディッツ（みかんぐみ）。

『闇の国々』：謎の都市群“闇の国々”で起こる摩訶不思議な事件の数々を、繊細な描線、計算されつくされた構図で描いた名作BDシリーズ。 傑作との呼び声高い『狂騒のユルビカンド』、 『塔』、 『傾いた少女』の３作を収録した邦訳本が、小学館集英社プロダクションより刊行されています。

ブノワ・ペータースとフランソワ・スクイテン：バンド・デシネを代表するフランス人作家とベルギー人イラストレーターのコンビ。 ２人が生み出す様々な作品は絶大な人気を誇っています。ペータースは作家、哲学者としても知られ、2010年には、フランスの哲学者ジャック・デリダの初の伝記を刊行し、話題となりました。スクイテンはメビウス、エンキ・ビラルと 並び、BD界の三大巨匠と称されています。

＊当討論会の整理券の配布は終了いたしました。

＊キャンセル待ちにつきまして、討論会当日11月19日（月）17時半より、アンスティチュ・フランセ東京の受付にて、キャンセル待ちの整理番号をお配りいたします。これはお席の確保をお約束するものではございません。また、お電話での予約等は承れません。

＊11月10日（土）9時半より、アンスティチュ・フランセ東京の受付にて整理券を配布いたします。お一人様2枚までお受け取りいただけます。

整理券の配布は定員に達し次第終了いたします。その際にはこちらのHPでもその旨をお知らせいたします。

＊キャンセル待ちにつきましては後日このHPでお知らせいたします。お電話での予約等は承れません。

講演会の後にはサイン会を予定しております。本のご予約はアンスティチュ・フランセ東京敷地内、欧明社にて承ります。

お詫び：配布中の「読書の秋2012」パンフレット内で、伊東豊雄さまのお名前の漢字に間違いがありました。関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

奇妙で神秘的な極めて世紀末的な雰囲気の中、ジュール・ヴェルヌ、ヒッチコック、アインシュタインなど文学や科学の偉人たちが登場する、『闇の国々』のイラストをアンスティチュ・フランセ東京にて展示します。

11月7日 (水) から12月18日 (火)まで