フランス語の意味における「郊外」は日本に存在するのでしょうか?日本とフランス、それぞれの国の視点において郊外で育つということは何を意味するのでしょうか?

フランスにおいては否定的な傾向にある「郊外」のイメージ。そのイメ-ジアップに取り組む新世代の作家、マブルック・ラシュディにかかると、運命なんかにはあっさり「さよなら」。

現代版プチ・ニコラと評される『プチ・マリク』(2008年刊。仮題。近日邦訳が刊行予定)は、著者のユーモアと客観的な視線を交えながらフランスの郊外における日常を描きだしています。

フランスの郊外・都市社会問題を研究する森千香子一橋大学准教授は、特にパリ近郊の若者たちの「書く」という営みにある「抵抗の表現」をとりあげています。

 

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  • 2012-11-21 - 2012-11-21
  • 19:00 - 21:00
  • 入場無料 *整理券を配布することがあります。詳しくは後日発表いたします。
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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