(フランス=イタリア=ドイツ/1972年/110分/カラー/日本語字幕)
監督: クロード・ソーテ
出演: イヴ・モンタン, ロミー・シュナイダー, サミー・フレイ, ベルナール・ル・コク, イザベル・ユペール

ロザリーは夫との離婚後、幼い娘を育てながら通訳の仕事をしている。ある時出会った、自動車や船の解体業を営む裕福でバイタリティあふれ、陽気なセザールと恋に落ち、共に暮らしていた。春の休日、ロザリーの母の3度目の結婚パーティーで、かつて青春のさなかに深く愛し合ったダヴィッドと再会し、ロザリーは動揺する。ダヴィッドはバンデシネのアーティストとして活躍し、控え目ながらその眼差しには情熱を秘めていた。タイプの違うふたりの男性の間で、ロザリーの心は揺れる。

生き生きとしていて、眩いばかりに美しくエレガントなロミー・シュナイダー、語り口のイヴ`・モンタン、沈黙の中にも深い魅力を漂わせるサミー・フレイ、三人のアンサンブルが素晴らしいクロード・ソーテの代表作の一本。

「ロザリー(ロミー・シュナイダー)は自由な女性だが、太陽のように明るく、エゴイストではない。『突然炎のごとく』とは異なる。ロザリーは彼女の愛の力によって、愛を周囲に散りばめるのだ」(ジャン=ルー・ダバディ)

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  • 2020-11-28 - 2020-11-28
  • 17:00
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円 前売券はPeatixにて11/6(金)15時より発売予定。
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • 上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、お断りいたします。
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-0826
    15 Ichigaya-funagawara-machi, Shinjuku-ku Tokyo

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