
© 2019 RECTANGLE PRODUCTIONS –CLOSE UP FILMS -ARTE FRANCE CINÉMA –RTS RADIO TÉLÉVISION SUISSE
フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新の、あるいは知られざるフランス映画を選りすぐり紹介する特集「映画批評月間」。
第3回目となる今回は、ゴダール、トリュフォーらヌーヴェルヴァーグの映画監督を輩出したことでも有名なフランスの映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」の新編集長マルコス・ウザルと共に行ったセレクションをお届けします。
新世代の映画作家として、それぞれコメディというジャンルの中で独創的な作品を生み出して注目されているソフィー・ルトゥルヌールとエマニュエル・ムレのふたりを特集します。
発見すべき映画作家としては、ヌーヴェルヴァーグの監督たちの助監督、俳優を務め、「フランスのイーストウッド」(デプレシャン)とも評されるジャン=フランソワ・ステヴナンの監督作品を特集し、ジャック・リヴェットが絶賛し、まさにステヴナンに捧げられているパトリシア・マズィの記念碑的処女作『走り来る男』もこの機会にデジタルリマスター版で特別上映します。
また「カイエ・デュ・シネマ」が今年70周年を迎えるのを記念し、同誌で編集長を務め、1992年に他界してからも映画、そして世界を思考する上で影響を与え続けている「パッスール(渡り守)」、セルジュ・ダネーを巡る上映、トークも開催。
批評家、監督たちとのディスカッションも予定しています。一緒に映画を見て、語り合いましょう!
*3/5(金) 本企画の特別オープニングイベントをユーロスペースにて開催。
◆ゲスト:
マルコス・ウザル(「カイエ・デュ・シネマ」編集長)
青山真治(映画監督)、アルノー・デプレシャン(映画監督)、シェルロット・ギャルソン(「カイエ・デュ・シネマ」副編集長)、ソフィー・ルトゥルヌール (映画監督 予定) 、須藤健太郎(映画批評家)
◆上映作品
Best of 2019-2020
- 『ルーベ、嘆きの光』(アルノー・デプレシャン、2019年)*特別オープニング上映
- 『叫んでいるなどとは思わないでください』(フランク・ボーヴォワ、2019年)
- 『バーニング・ゴースト』(監督:ステファン・バチュ、2019年)
- 『涙の塩』 (監督:フィリップ・ガレル、2020年)
- 『思春期 彼女たちの選択』(監督:セバスチャン・リフシッツ、2020年)
- 『8月のエバ』(監督:ホナス・トルエバ、2020年)
ソフィー・ルトゥルヌール特集
- 『思い出の船乗り』(2011年)
- 『セックス・アンド・ザ・フェスティヴァル』(2013年)
- 『奥様は妊娠中』(2020年)
エマニュエル・ムレ特集
- 『カプリス』(2015年)
- 『言葉と行動(ラヴ・アフェアズ)』 (監督:エマニュエル・ムレ、2020年)
ジャン=フランソワ・ステヴナン特集
監督作品
- 『防寒帽』(1978年)
- 『男子ダブルス』(1986年)
- 『ミシュカ』(2002年)
出演作品
- 『走り来る男』パトリシア・マズィ(1988年)
セルジュ・ダネーを巡って
- 『現代の映画作家シリーズ ジャック・リヴェット 夜警』クレール・ドゥニ(1990年)
- 『秘密の子供』フィリップ・ガレル(1979年)
- 『ヴァン・ゴッホ』モーリス・ピアラ(1991年)
4月上映スケジュール
4.2(金) | 18:45 | 8月のエバ (129分) |
4.3(土) | 11:15 | 奥様は妊娠中 (101分) |
14:00 | 思い出の船乗り(36分)セックスとフェスティヴァル (75分) (合計111分) | |
17 :00 | 走り来る男(90分) | |
4.4(日) | 11:15 | 現代の映画シリーズ ジャック・リヴェット、夜警 (127分) |
14:30 | 走り来る男 (90分) | |
17 :00 | バーニング・ゴースト (106分) | |
4.10(土) | 11:00 | 秘密の子供 (92分) |
13:45 | 現代の映画シリーズ ジャック・リヴェット、夜警 (127分) | |
17 :00 | 思春期 彼女たちの選択 (136分) | |
4.11(日) | 11:30 | 叫んでるとは思わないでください (76分) |
13:45 | 思春期 彼女たちの選択 (136分) | |
17 :00 | ヴァン・ゴッホ (160分) | |
4.15 (木) | 19:00 | ミシュカ (116分) |
4.16(金) | 19 :00 | 叫んでるとは思わないでください (76分) |
4.17(土) | 11:30 | ミシュカ (116分) |
14:30 | 男子ダブルス (90分) | |
17 :00 | 防寒帽 (110分) | |
4.18(日) | 11:15 | バーニング・ゴースト (106分) |
14:00 | 防寒帽 (110分) | |
17:00 | 男子ダブルス (90分) | |
4.30(金) | 16:00 | 涙の塩(100分) |
18:45 | 言葉と行動 (122分) |
【首都圏1都3県の緊急事態宣言解除への対応について】
首都圏1都3県での新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言の解除を受け、アンスティチュ・フランセ東京のエスパス・イマージュでの映画上映は、21時までに終了いたします。プログラム、また座席制限などの措置は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によって変更が起こりえます。変更がある場合は、アンスティチュ・フランセ東京の公式ウェブサイトやSNSを通じてお知らせいたしますので、ご確認ください。なお、引き続き下記の通り感染予防対策を行っております。ご協力の程、お願い申し上げます。
ソーシャル・ディスタンスを守るため、チケットの販売枚数は定員の50%までといたします。ホール内では間隔を空けてのご着席にご協力いただけますようお願いいたします。定員を100%に戻します。
- 各上映の間には換気しております。
- 館内ではマスクの着用をお願いしております。エントランスにて体温測定を実施し、風邪の症状や5度以上の熱のある方の入館をお断りすることといたします。 また、手指の消毒など感染防止策へのご協力をお願いいたします。
主催:アンスティチュ・フランセ日本
共催(3/5オープニング):一般社団法人コミュニティシネマセンター、ユーロスペース
助成:アンスティチュ・フランセパリ本部
アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム オフィシャル・パートナー:CNC、笹川日仏財団、TV5 MONDE
特別協力:Bart.lab、カイエ・デュ・シネマ、一般社団法人コミュニティシネマセンター、フィリップ・ガレル、ヴュッター庭園
フィルム提供及び協力:ベンディタ・フィルム・セールズ、ビターズ・エンド、セテラ・インターナショナル、エチェ・フィルム、エル・ドライバー、ユーロスペース、ゴーモン、ラテンビート映画祭、国立映画アーカイブ、ラ・パクト、パスカル・ラモンダ、東京国際映画祭、ラ・トラヴェルス、ユニフランス、ザジフィルムズ、ワイルド・バンチ




- 2021-03-05 - 2021-04-18
- 00:00
- 開場:15分前
- 1000円 ※チケットは Peatix にてのみ発売中。4月の上映に関しては、3月23日15時よりチケットを発売します。当日、窓口販売はございませんので、ご注意ください。
- アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
- 上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、お断りいたします。